金吾財訊 | 中生制薬(01177)は、グループが自主開発した1類革新的医薬品ベモソバイ単抗注射液が塩酸アンロテニブカプセルと併用し、新たな適応症である進行性腺泡状軟部肉腫(ASPS)について中国国家薬品監督管理局(NMPA)薬品審評センター(CDE)に上市申請のためにコミュニケーションを行い、CDEから上市申請の提出に対する書面同意を得たと発表しました。グループは近日中に上市申請を行う予定です。
ASPSは、アンロテニブが申請予定の第12の適応症であり、ベモソバイ単抗は第5の適応症で、ASPS患者に新たな治療選択肢をもたらすことが期待されています。
ASPSは極めてまれで悪性度が高い軟部肉腫で、そのグローバル発生率は1/100万未満であり、すべての軟部肉腫の中で0.5%~1%を占め、結合組織腫瘍学会によって超まれな肉腫と分類されています。ASPSは主に若年層に発生し、病程は緩やかですが予後が悪く、初期の転移不純物拡散の傾向が高く、化学療法に対して非常に抵抗性があります。現在の治療手段は非常に限られており、5年の総生存率はわずか20%~46%であり、より効果的な治療法が急務です。