フルサト・マルカホールディングス<7128>は16日、2026年1月を目途として、子会社のマルカと、ジーネットの合併による統合を行う方針を決定したと発表。
現在、同社グループの主力事業である機械・工具事業においては、マルカとジーネットが中核となり、ホールディングス内に設置した事業統括本部が全体の事業責任を担う組織形態を取り、クロスセリングの推進やグループ全体での調達機会の拡大などを通じて、相乗効果を追求してきた。
しかし同社によると、グローバルな競争の激化や技術革新の加速化により、ますます厳しくなるビジネス環境において、高度化・多様化する顧客のニーズを的確に捉え、さらなる最適な価値を提供していくためには、個々の企業の協業を超えて一体化し、総合力を高めることが重要であると判断。
今回の統合により、両社の強みを結集することで、顧客に対して一層、高付加価値で革新的な解決手段を提供することが可能となり、機械・工具事業の競争力をさらに高め、持続的な成長を実現できると考えている。