加藤製作所<6390>は20日、80t吊りラフテレーンクレーン「SL-850Rf3」の販売開始を発表した。
同製品は前身であるSL-850Rf2の各種性能を受け継ぎ、コンパクトな構造ながらも一層の安全性や作業性双方の向上を実現した。また、6月に販売開始した「SL-500Rf3」に続く最新の排出ガス規制に適合した環境配慮型の新エンジンを搭載している。
同製品は、国土交通省「低騒音型建設機械」の指定を申請中、また、国土交通省「2020年燃費基準達成建設機械」の認定を申請中である。そして、ECOスイッチ搭載ならびにオートミニマムコントロールでクレーン作業燃費向上。コンパクト構造への進化により安全性・作業性向上(走行体全長を270mm短縮、ブームヘッド横幅を145mm短縮、ジブセット作業性向上)を実現。安全機能を強化し、LEDフロントアクセサリライトにより、昼夜を問わず被視認性を向上(新規標準装備)や、坂道発進補助装置(新規標準装備)を装備した。