金吾財訊 | 金沙中国(01928)のCEOである郑君诺は、マカオがギャンブルからスポーツ及びエンターテイメントに重心を移していることを述べ、グローバルなイベント開催地となることを目指して「スポーツの都」、「エンターテイメントの街」へと転身していると語った。また、マカオのギャンブル収入は2019年の水準の約80%まで復活しており、8月と10月には訪問者数がパンデミック前の数字に回復したことも指摘した。12月初めに金沙中国は米国のプロバスケットボールリーグNBAと契約を結び、今後5年間で毎年マカオのベネチアンで2試合のNBAプレシーズンゲームを開催することになっている。彼は、同社の目標は単発のイベントを開催することではなく、都市の評判を高めるための長期的な協力を育むことだと強調した。
郑君诺は、金沙中国が2032年までにマカオに45億ドルを投資する計画を持っていることを指摘し、そのうち90%以上の資金が非ギャンブル関連の開発に使われると述べ、最近改装されたベネチアンのエンターテイメントホールが重要なプロジェクトであることを明らかにした。この体育館はコンサート、展示会、会議、スポーツイベントの最新鋭の施設として機能し、2025年にはNBAプレシーズンゲームを開催する予定である。彼は、新しいエンターテイメントホールの施設が最先端であり、展示会や会議だけでなく、ライブコンサートやますます重要になっているスポーツイベントにも適していることを指摘した。