share_log

日経平均は587円安と大幅続落、プライム騰落銘柄数は7割超え=6日大発会後場

株式新聞 ·  01/05 22:54

6日大発会の後場は日経平均株価が、前営業日比587円49銭安の3万9307円05銭と大幅に続落。TOPIX(東証株価指数)が同28.54ポイント安の2756.38ポイントと大きく下落した。日経平均は朝方、現地3日の米国株式が上昇したことを受け、買い優勢で取引を開始した。ただ、戻り待ちの売りや、時間外取引で米株価指数先物が下落したことなどから下げ転換。弱含みの展開となるなか午後1時9分には、同661円76銭安の3万9232円78銭を付けた。その後、やや戻りを試す場面もみられたが、総じて軟調となった。

東証プライム市場の出来高は20億1845万株。売買代金は4兆4817億円に膨らみ12月20日(5兆7153億円)以来の大きさ。騰落銘柄数は値上がりが357銘柄にとどまった一方、値下がりは1243銘柄と7割を超えた。変わらず50銘柄だった。

業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇した。日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株や、7&iHD<3382.T>、ファストリテ<9983.T>などの小売株が下落。電通グループ<4324.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も安い。味の素<2802.T>、アサヒ<2502.T>などの食料品株や、KDDI<9433.T>、ソフトバンク<9434.T>などの情報通信株も軟調。テルモ<4543.T>、オリンパス<7733.T>などの精密機器株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株も弱かった。一方、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が高い。

個別では、GMOインタ<4784.T>、宮越HD<6620.T>、フルマルHD<7128.T>、ナガワ<9663.T>、DeNA<2432.T>が下落。半面、野村マイクロ<6254.T>、JTEC<3446.T>、TOWA<6315.T>、ミガロHD<5535.T>、フロンティM<7038.T>などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
    コメントする