企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した12月の全米雇用報告によると、非農業部門雇用者数は12.2万人増、市場予想の13.9万人増を下回り、前期が14.6万人増。

米先週分新規失業保険申請件数は20.1万件、市場予想の21.5万人増を下回り、前期が21.1万人増。
米失業保険継続受給者数は186.7万人、市場予想の186万人を上回り、前期は184.4万人から183.4万人に下方修正された。
米債利回りの上昇一服とともにドル円も一時158.20台まで反落した。


ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は、
「さらなる利下げが適切になるだろう」
「利下げのペースはインフレの進展と雇用市場の状況に依存する」
「雇用市場が近い将来劇的に弱まるという兆候はない」
「見通しが予想通りであれば、2025年の利下げを支持する」
「米財政赤字も長期金利を押し上げている可能性」
「関税がどうなるかについては大きな不確実性がある」
「短期的には、関税がインフレに大きな影響を与えるとは思わない」
「現在の金利は制限的だが、景気後退を引き起こすほどには厳しくない」と述べた。
民間給与計算代行業者大手のAutomatic Data Processing(ADP)社が、自身の持つ全米約50万社、約2400万人のデータを元に発表する雇用調査レポートにおける、月ごとの雇用者数の増減。2006年5月に始まった比較的新しい経済指標。市場の注目度が高い労働省による雇用統計のうち、非農業部門雇用者数(NFP)の民間部門との相関性が高いとされており、雇用統計の先行指標として注目される。
moomooニュース ーKingsley
出所:Investing、ADP® National Employment Report、Bloomberg
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