ドル上昇に伴い、白銀は下落幅を拡大し、1年以上ぶりの最低点に触れた。金価も皿の上げ幅を戻した。
1つのドル指数は10ヶ月ぶりの高値に触れ、貴金属の他の通貨投資家に対する吸引力を低下させる。FRBが先週、刺激策をすぐに削減する可能性を示唆して以来、米債利回りは高くなり、ドルも強気を保ってきた。
道明証券アナリストのBart Melekらは、“引き続きシルバーはリスク調整後の表現が金に及ばないと予想しており、工業需要の正常化によりさらにシルバーを圧迫するほか、減コードQEの資金フローへの影響もシルバーに不利だ”と報告した
現品銀は1オンス21.42ドルまで4.6%下落し、2020年7月以来の最低水準となった。白銀勢は1年ぶりの月間下落幅を記録するが、金は6月以来の最大月の下げ幅となりそうだ。
ますます多くの中央銀行が刺激措置の削減を示唆し始めており、この2種類の貴金属は今年も圧迫されている。
ニューヨーク時間の午前10時57分、現品の銀は4.1%下落して1オンス21.53ドルになった。金は0.4%下落し、皿は一時0.7%上昇した。プラチナが下落し、パラジウムが上昇する。ブルームバーグドルの即時指数は0.5%上昇した