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翻訳センター Research Memo(10):2025年3月期は配当金75.0円、配当性向34.8%を予想
■株主還元策翻訳センター<2483>は、企業の利益成長に応じた継続的な還元を行うことを方針としている。2006年の上場以来12期連続で配当金の増配または維持を続けたが、コロナ禍の影響で2021年3月期は減益となり減配、それ以降はまた増配が続いている。2024年3月期は配当金65.0円(前期比20.0円増)、配当性向30.5%となった。同社では2024年に配当方針を変更し、配当性向で35%を目標とす
翻訳センター Research Memo(9):翻訳事業では地域、業種、ビジネスモデルなど多様な切り口で成長余地大
■中長期の成長戦略翻訳センター<2483>は、過去からM&Aを積極活用し事業領域及び事業規模を拡大してきた。一例として、2012年に通訳大手のアイ・エス・エスを子会社化、2015年にランゲージワンを設立(多言語コンタクトセンター)、2017年に翻訳及びシステムソリューション事業を展開するメディア総合研究所をグループ化、同年機械翻訳企業のみらい翻訳に資本参加している。2024年3月期には2つのM&A
翻訳センター Research Memo(7):2024年3月期は派遣事業・通訳事業などの復調により増収
■業績動向1. 2024年3月期の業績翻訳センター<2483>の2024年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の11,303百万円、営業利益が同2.8%減の902百万円、経常利益が同2.2%減の938百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.5%増の711百万円と堅調な増収とともに、好調だった前期並みの各利益を確保した。売上高に関しては、コアビジネスである翻訳事業が前期比でほぼ横ばいと
翻訳センター Research Memo(6):派遣事業はITサービス関連企業、医薬品関連企業等からの求人が堅調に推移
■翻訳センター<2483>の事業概要3. 派遣事業派遣事業は連結子会社アイ・エス・エスが行う事業であり、語学スキルの高い人材を顧客企業へ派遣する。昨今は金融関連企業やITサービス関連企業、医薬品関連企業からの求人が堅調に推移している。2024年3月期は、語学スキルの高い人材への底堅い需要により常用雇用者数が前期を上回った。売上高は1,174百万円(前期比4.9%増)、営業利益は44百万円(同1.0
翻訳センター Research Memo(4):専門性の高い産業翻訳に注力。機械翻訳と人手翻訳の融合が進む
■事業概要1. 事業環境国内の翻訳の市場規模は、約3,080億円と推計されており、産業翻訳が市場の大半を占めている。医薬・金融・自動車、電機、エネルギー、IT通信、小売業などの国内企業のグローバル展開や外資系企業の日本進出が需要発生のドライバーとなっている。こうした環境のなか翻訳センター<2483>は着実に成長してきた。得意とするのは、「専門性が高く、間違いが許されない」文書であり、薬品承認申請資
翻訳センター Research Memo(3):専門性と顧客基盤を強化。今後も言語領域での拡大の可能性あり
■会社概要1. 会社概要翻訳センター<2483>は、翻訳業界の国内最大手(シェアNo.1)である。医薬分野の専門翻訳会社として創業し、特許、工業・ローカライゼーション、金融・法務など専門性の高い産業翻訳分野で領域を拡大してきた。“すべての企業を世界につなぐ言葉のコンシェルジュ”を経営ビジョンとし、現在は翻訳だけでなく、通訳、人材派遣、国際会議運営(コンベンション)、多言語コールセンター、通訳者・翻
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