ドイツ、中国製部品をモバイルネットワークから排除へ=関係者
ドイツは今後4年以内に、国内の5Gモバイルネットワークから中国製部品を排除する。米国が警告してきた重大な脆弱(ぜいじゃく)性への対応で、ドイツは同盟国に後れを取ってきたが、国内での長年の議論に終止符を打つことになる。事情に詳しい複数の関係者によると、政府との合意案の下、ドイツの大手通信事業者は2026年末までにコアネットワーク(モバイル通信網で最も機密性の高い部分)に中国メーカーの華為技術(ファー
【市場の声】科大訊飛の株価、業績が引き続き重しに
シティリサーチのアナリストらは中国音声認識技術大手の科大訊飛(アイフライテック)について、業績が引き続き株価の上値を抑える可能性があると指摘した。 同社は最新の人工知能(AI)モデルを発表したが、業績が重視されたため、大きな上げ材料とはならなかったという。 4-6月期(第2四半期)の純損益が8000万~1億6000万元の赤字になるという見通しは、研究開発費の増加と大規模言語モデル(LLM)の事業展
【市場の声】中国AI企業、オープンAIの制限で短期的に株価上昇か
対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIは同社のアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)に中国の企業がアクセスできないようにする措置を強化するが、大和キャピタル・マーケットのアナリストらは、これにより中国のAI関連企業の株価が短期的に押し上げられる可能性があるとみている。 中国では現在、オープンAIのサービスを利用することはできないが、一部企業はこうした
【市場の声】中国の中際旭創、光トランシーバーの需要から恩恵
大和キャピタル・マーケッツのアナリストらは、光学部品を手掛ける中国の中際旭創について、光トランシーバーに対する世界的な需要の高まりから恩恵を受けるだろうと述べた。同社の目標株価は143.00元から200.00元へ引き上げ、投資判断は「バイ」に据え置いている。 中際旭創の経営陣はアナリストらとの電話会見で、人工知能(AI)業界の勢いに触れ、800ギガビットの光トランシーバーの世界的な需要見通しを10
【市場の声】中国株は堅調、ハイテク株が主導
18日の中国株式相場は上昇。上海総合指数は前日比0.20%高の3021近辺、深セン総合指数は0.47%高の1698近辺、深センの新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」指数は0.39%高の1813近辺で推移。 投資家は最新の中国経済指標を消化し、7月に予定されている重要な政治会議で、さらなる支援策のシグナルが発せられると期待している。 個別銘柄では、人工知能(AI)の科大訊飛(アイフライテック
【市場の声】中国AIの科大訊飛、値下げ・投資が収益圧迫か
ノムラのアナリストらは中国の人工知能(AI)企業、科大訊飛(アイフライテック)について、値下げや大規模言語モデル(LLM)への持続的な投資により収益性が引き続き圧迫される可能性があるとみている。 同社は5月、「スパーク・ライトLLM」を恒久的に無料で利用可能にすると発表した。 こうした動きにより、開発者はより低コストでAI生成コンテンツアプリケーションを作成できるようになるが、LLM利用者間の競争