【市場の声】ジュニア鉱山会社の資金調達、回復まで数カ月かかる可能性も=シティ
シティは鉱業におけるジュニア企業の資金調達見通しを楽観視し過ぎていたと述べている。調達額は2023年末まで3カ月連続で月10億ドル(約1490億円)を超えた。しかし、24年には資金調達が急激に悪化したことで、シティは有意義な回復のタイミングについて見直しを迫られている。 アナリストのウィリアム・パーク氏は、「業界からのフィードバックによると、これ(回復)は24年末までずれ込む可能性がある」と述べて
【市場の声】鉱山会社、資金調達低調も転換は近いか=ジェフリーズ
ジェフリーズによると、金属・鉱物資源採掘会社による資金調達は引き続き低調だが、センチメントが再び好転する日はそう遠くないかもしれない。 金価格が1オンス当たり2125ドル、銅が1ポンド当たり3.85ドルという支援材料にもかかわらず、先月の調達額は約4億9000万ドル(約737億6500万円)と、前年同月比27%減少した。 アナリストのニコラス・ローリンソン氏は、「当社の分析では、変曲点からそれほど
DJ-【市場の声】豪イムデックス、低調な鉱物探査活動が重荷か
ベル・ポッターは鉱物探査用機器・サービスの豪イムデックスの目標株価を5%引き下げて2.85豪ドルとした。小規模鉱山企業の資金調達が低調で、探査活動が一段と弱くなると指摘している。 世界的な金融不安で市場のリスクセンチメントが低下すれば、目先の資金調達がさらに落ち込む恐れがあると述べている。 ベル・ポッターはイムデックスの23年6月期と24年6月期の1株利益(EPS)予想をそれぞれ3%、5%引き下げ