【市場の声】「トランプトレード」には米国へのエクスポージャーが高い豪株が有望か
マッコーリーのアナリストはリポートで、いわゆる「トランプトレード」に賭けたい投資家にとっては、米国へのエクスポージャーが高いオーストラリア株をオーバーウエートするのがよいだろうと述べた。マッコーリーの戦略ポートフォリオでは、レスメド、コンピューターシェア、CSL、アリストクラート・レジャーなどがオーバーウエートされているという。「今回の選挙は景気減速の中で行われ、このような場合、選挙後の平均リター
オーストラリアの朝のニュース:ASX 200が初めて8,000を超え;鉱業会社BHP、Fortescueが上昇
ASX200は初めて8000を超える予定であり、ダウは40000を突破し、投資家は小型株にどんどん投資しています。
【市場の声】豪テルストラの値上げ、賃金上昇をカバーするはず=ジェフリーズ
ジェフリーズのアナリストのロジャー・サミュエル氏はオーストラリアの通信大手テルストラについて、モバイル料金引き上げで、今後予想される賃金上昇をほぼカバーできるはずだと考えている。同氏は、テルストラの従業員を対象とした労働協約が9月に失効すると記した自身のリポートを読者に思い出させた。テルストラのポストペイド(料金後納)サービスの月額2~4豪ドルの値上げは4.2~4.8%に相当し、1-3月期の消費者
【市場の声】豪テルストラ、UBSは値上げを好感し強気な見解を維持
UBSのアナリストはオーストラリアの通信大手テルストラについて、同社がモバイル市場の価格回復をけん引し続ける見通しであることに触れ、同国の通信業者の中でも選好し続けていると述べた。テルストラによる値上げ幅は予想を上回り、その時期も当初の見込みよりも早かったという。アナリストはモバイル事業が今後数年間にわたって、投下資本利益率(ROIC)の回復を後押しする主な要因になるとの見解が支えられたとしている
【市場の声】豪テルストラ、マッコーリーが投資判断引き上げ
マッコーリーのアナリストらはオーストラリアの通信大手テルストラについて、直近の携帯電話料金引き上げによって増配が可能になるとの期待から、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げた。顧客向けメモで、7-12月期(上半期)の中間配当は1株当たり0.09豪ドルから0.095豪ドルに増えるとの見通しを示した。携帯電話サービスは中期的にテルストラの収益に貢献するとみており、2025年6月
【市場の声】豪テルストラ、25年通期利益見通しの下限引き上げか
ゴールドマン・サックスのアナリストらはオーストラリアの通信大手テルストラについて、直近の携帯電話料金引き上げを受け、2025年6月期の利益見通しの下限を引き上げることができるとの見方を示した。来月の24年6月期決算発表時に、25年6月期の既存事業のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)見通しを84億~87億豪ドルから85億~87億豪ドルに修正するとみている。顧客向けメモで、今回の値上げはテルス
【市場の声】豪保険ブローカー、保険料率の伸び鈍化か
マッコーリーのアナリストらはオーストラリアの保険ブローカーについて、中小企業向けの4-6月期の保険料率は伸びが平均7.5%となり、1-3月期(10.2%)から減速したと述べた。豪上場ブローカーの主要指標を検証した。国内の大手独立系保険ブローカーであるステッドファスト・グループ、AUBグループは保険料率の伸びがそれぞれ8.6%、9.4%だった。「われわれのデータでは保険料率の上昇ペースが減速している
【市場の声】豪テルストラのインフレ上回る値上げ、UBSの強気派が歓迎
オーストラリアの通信大手テルストラのインフレ率を上回るモバイル料金引き上げはUBSの強気派アナリストに歓迎されている。アナリストは、同社の1ユーザー当たり平均収入(ARPU)が予想を上回る可能性があるとみている。アナリストのルーシー・フアン氏は顧客向けリポートで、テルストラが運営する他のブランドでの値上げを考慮すると、2025年6月期のポストペイド(料金後納)サービスの月間ARPUは1.60~1.
豪テルストラ、携帯電話サービス値上げへ 需要増に対応
【シドニー】オーストラリアの通信最大手テルストラは9日、ポストペイドおよびプリペイドの携帯電話サービスを年内に値上げすると発表した。需要の増加に対応するために技術への投資を続ける必要があるとしている。携帯電話プランの月額料金をおおむね2~4豪ドル(約217~434円)値上げする方針。同社は2カ月弱前に、インフレに連動した値上げを撤廃している。オーストラリアの1-3月期の消費者物価指数(CPI)は前
【市場の声】豪テルストラ、後払い型プランの料金引き上げへ
バレンジョイのアナリストらはオーストラリアの通信大手テルストラについて、同社がサービスを提供するポストペイド(後払い)型携帯の価格プランを家電大手JBハイファイが引き上げた点に言及。テルストラも2025年6月期には、自社のポストペイド型サービスの料金を引き上げる見通しが高まったと述べた。 アナリストらはJBハイファイが低価格帯と中価格帯のプランに関し、インフレ率を上回る値上げを実施した他、一部は価
【市場の声】豪CSL、シティが強気の見方に転じる
シティはオーストラリアのバイオ医薬品大手CSLについて、いくつかの悪材料は過ぎ去り、強気の見方に転じるだけの価値を示しているとみている。 有望だった心血管疾患治療薬の臨床試験結果が期待外れに終わったことなどを同社株は乗り越えたとして、アナリストは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げた。 また、中期的に競争が激化する環境にもかかわらず利益の2桁の伸びが見込めるとした。 目標株価を9.8%
【市場の声】豪テルストラ、価格決定力は健在
UBSのアナリストはオーストラリアの通信大手テルストラについて、同国のモバイルユーザーは料金が引き上げられても契約先を変更することに消極的だとし、これが同社にとって価格決定力を維持する理由になっているようだと述べた。 アナリストはUBSによる調査に触れ、月額プランが5豪ドル(約530円)引き上げられた場合でも、他社に乗り換えることを検討するとした回答者の割合はわずか5%だったとした。また消費者らは
【市場の声】豪メットキャッシュ、工具部門不振もマッコーリーが強気維持
オーストラリアの流通大手メットキャッシュは、建設業者のセンチメント悪化が同社の工具部門の重しとなっているにもかかわらず、マッコーリーが強気の見方を維持している。 マッコーリーのアナリストは顧客向けリポートで、建設業者のマインドの急速な鈍化が需要に打撃を与えており、メットキャッシュ傘下の工具販売チェーン「トータル・ツールズ」の2025年4月期初めの売上高は前年に比べ1.9%減少したと述べた。 それで
【市場の声】豪テルストラ、大規模な投資計画を財務的に分離か
ジャーデンのアナリストらはオーストラリアの通信大手テルストラについて、信用格付けを維持するためにプロジェクトや資産の「リングフェンス(隔離)」によるバランスシート上の資本削減を検討する可能性があると指摘している。 次の5カ年戦略の一環として資本分配の原則が見直された場合、資本の削減が実施される可能性があると説明。テルストラはA格の信用格付けの維持に尽力する公算が大きく、大規模な資本プロジェクトやク
【市場の声】豪政府によるスーパーマーケット規制、巨額の制裁金も
ジェフリーズのアナリストは、オーストラリア政府が計画しているスーパーマーケットの規制強化について、各企業には膨大な金額の制裁金が科される可能性があると述べた。規制には行動規範の強化などが含まれる。 最も重大な違反を犯した場合、企業は1000万豪ドル(約10億6000万円)、違反によって得た利益の3倍の金額、または違反に先立つ12カ月間の売上高の10%のうち、最も高い金額を制裁金として支払う可能性も
【市場の声】豪ステッドファスト、少なくとも10年間は国内でM&Aの可能性
UBSはオーストラリアの保険ブローカー大手ステッドファスト・グループについて、少なくともあと10年は国内でM&A(合併・買収)の機会があるとの見方を示した。 アナリストのシュレーヤス・パテル氏は、ステッドファストがEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を4億3500万豪ドル押し上げる取引を行う可能性があると指摘した。 UBSは、株式ブローカー以外のブローカーや既存の株式ブローカーを含むM&Aの
【市場の声】豪ステッドファスト、北米戦略なお評価中
ゴールドマン・サックスのアナリスト、ジュリアン・ブラガンザ氏とブライアン・キム氏はオーストラリアの保険ブローカー大手ステッドファスト・グループについて、北米戦略をなお見極めていると述べた。北米市場は中期的な機会を提供する可能性が依然としてあると指摘した。 アナリストらはステッドファストが最近、開催した投資家向け会合を分析するメモの中で、同社が米市場について、オーストラリアよりも規模の大きいブローカ
豪政府、スーパーマーケット大手の規制強化を計画
【シドニー】オーストラリア政府は、中小サプライヤーに対する大手食料品チェーンの過大な影響力を懸念し、スーパーマーケット大手への規制を強化する計画だ。行動規範の強化や新たな罰則の導入を盛り込む見通し。 新ルールでは、これまで裁量に委ねていたスーパーマーケットとサプライヤーとの関係についての行動規範を義務化する。最も深刻な違反行為には多額の罰金を科す予定だ。 この規範はウールワース、コールズ、アルディ
【市場の声】豪メットキャッシュ、利益のコンセンサス予想が下方修正も
ジェフリーズはオーストラリアの食品雑貨卸売り大手メットキャッシュについて、24日に発表された2024年4月期決算を受け、利益のコンセンサス予想が下方修正される可能性が高いとの見方を示した。通期の純利益とEBIT(利払い前・税引き前利益)が予想を上回ったにもかかわらずだ。 アナリストのマイケル・シモタス氏は、市場は傘下の工具販売会社トータル・ツールズの下期の低迷と、25年4月期の支払利息がコンセンサ
豪メットキャッシュ、24年4月期は0.7%減益
【シドニー】オーストラリアの食品雑貨卸売り大手メットキャッシュが発表した2024年4月期決算は、純利益が前年比0.7%減の2億5720万豪ドルとなった。 既存事業のEBIT(利払い前・税引き前利益)は0.9%減の4億9630万豪ドル。食品部門と酒類部門は伸びたものの、ハードウエア部門の減益と企業コストの増加によって相殺された。 売上高は0.7%増の159億1000万豪ドルだった。 期末配当は1株当