ソニー株価の今後、AIによる無料株価予想アプリ
今回ソニーグループの紹介および今後株価予想に関する情報をお届けします。この記事で使用している画像は基本的にこの後紹介する 「moomooアプリ」で実際に見ることができるものです。企業分析のみならず、「AIチャート・株価予測」の機能もある有料級のアプリとなっています。
一、6758 ソニーグループ最新ニュース
現時点で、2024年4月17日に発表されたソニー関連のニュースをご紹介します。最新のソニーのニュースと情報は、リンクをクリックすることでご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
ソニーのPS5 Proのリリース:報道によると、開発者が新しいコンソールに備えて準備をしているということです
市場の噂:ソニーは年末までにプレイステーション5プロを導入する予定である
ソニーグループとは
ソニーグループとは、イメージセンサー、ゲーム、音楽、映画など多岐にわたる事業を展開している日本を代表する企業です。創業からは「SONY」ブランドで電化製品などのエレクトロニクス分野で世界的に有名になりました。現在は、世界シェア1位のイメージセンサーや「スパイダーマン」制作の映画、世界最大の音楽出版会社を擁する音楽、「鬼滅の刃」制作のアニメ、グループの金融サービス事業である、生命保険・損害保険・銀行業など多岐にわたる分野で活用している企業です。特に世界最大の家庭用ゲームブランドである「プレイステーション」を擁するゲーム事業もソニーグループの業績を牽引しています。また、2022年にはホンダと電気自動車事業で提携をしており、「ソニー・ホンダモビリティ株式会社」を設立しており、巨大な自動車産業への参入も表明しています。その株式は東証プライム市場およびニューヨーク証券取引所に上場しており、日経平均株価、TOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄です。時価総額は16.5兆円、日本で5番目に価値の高い企業となります。
二、6758 ソニーグループ株価のリアルタイムチャート
チャートをクリックすれば、リアルタイム株価を確認できます。
新型コロナウイルスの影響で世界的な株安の影響を受けたものの、現在は1年前と比べ、30%超の上昇をしております。新型コロナウイルスの影響こそあったものの、基本的には上昇基調を維持できている銘柄です。ソニーグループは元々、「SONY」の世界的に有名なブランドで、AV機器の製造・販売が業績を引っ張ってきましたが、現在はゲーム事業、音楽事業、映画事業、イメージセンサー事業がソニーグループの業績を引っ張っています。有名な「プレイステーション」シリーズや「スパイダーマン」、世界的な大ヒットを遂げた「鬼滅の刃」など強力なライセンスが持っており、ソニーグループに大きな利益をもたらしています。また、イメージセンサーは、モバイル機器や車載センサーに広く利用されており、世界シェア1位とあまり知られていませんが、事業の柱のひとつです。そのため、これらの事業に関する大きなガイダンスや業績が、ソニーグループの株価に影響を与えるといってよいでしょう。
三、2024会計年度Q3四半期決算発表
ソニーグループは、2024年2月14日にQ3四半期決算発表を行いました。
売上高は、37,475億円(前年同期比+22%)
税引前利益は、4,586億円(前年同期比+17%)と市場予想を上回る結果となっております。
業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は85円(前期は75円)実施する方針としました。
一方で決算をうけて、2月13日時点の終値は、14,735円、2月14日は、14,660円、2月15日は、13,710円と推移しております。
主要指標
EPS(1株あたりの純利益)
EPSの推移はこちらになります。2024年Q2のみ予測値を下回る結果となっていますが、Q3については、予測値(257.62円)を大きく上回る結果295.67円となりました。2024年Q4、2025年Q1の予測値も出ておりますので、今後予測値を上回ることができるのか見どころです。
ROE(自己資本利益率)
ROEの推移はこちらになります。直近は下落傾向かつ低位の推移となっていたものの、Q3はQ2比+5.94%と高い収益性を示すことができました。
純現金収支
Q3の好調な業績を背景に純現金収支も+6,729億円と大きなフリーキャッシュフローを生み出すことに成功しています。
財務諸表
2024年3月期の四半期ごとの損益計算書の推移はこちらになります。
Q1は、前四半期比増収減益となりました。各セグメントで大幅な増収となったことに加え、円安の影響もあり、このような結果となっています。一方で営業利益は30%の減益となりました。こちらは、主に映画部門、金融部門の大幅な減益となったことが主な要因となっています。
Q2は同様に増収減益となっています。金融部門、テクノロジー部門が減収となったものの、ゲーム部門、映画・音楽分野が増収となったことからトータルと増収となっています。減益の要因は、金融分野、イメージセンサー分野、テクノロジー分野の減益が主な要因となっています。
Q3は増収増益となりました。金融分野、テクノロジー分野、イメージセンサー分野、音楽分野、映画分野で大幅な増収、金融分野、映画分野、音楽分野で大幅増益となったことが要因です。グローバルに展開する企業であることから、為替も業績に大きく影響される銘柄です。直近急速な円安により、ソニーグループにとっては業績に良い影響がありました。一方で今後アメリカの利下げや日本のマイナス金利解除に向けたイベントも控えているため、そのような外部要因も注目です。
ソニーグループの貸借対照表はこちらになります。安全性を示す指標は、流動比率が0.69、当座比率が0.47であり、高い安全性を示しており、直近のデフォルトリスクはかなり低いと言えます。
ビジネスデータ
グラフのとおり、ソニーグループは、2022/Q4でTV販売については事業撤退しております。主力の「プレイステーション」の販売台数は、グラフのとおりとなっております。プレイステーション5の販売予想台数が当初の2,500万台から2,100万台前後に下方修正されています。さらに、半導体の価格上昇および供給不足、世界的に物価高が続いており、特に2023年秋にPS5の実質値上げを実施しています。ゲーム事業はソニーの稼ぎ頭でもあるため、投資家の見方も厳しいものになるかもしれません。今回下方修正した販売予想台数を達成できるかどうか注目すべきポイントになります。また、今後発売されるであろう「プレイステーション6」のニュースについても注視する必要がありそうです。
こちらがゲームソフトの販売本数の推移です。直近の販売本数は増加しているものの、高い成長をしてるとは言えない数字となっています。
ソニーグループにとって、音楽分野も重要な事業分野です。成長率については下降傾向にあるものの、収益は基本的に右肩あがりとなっていることが分かります。
ここまで、ソニーグループの2024会計年度Q3四半期決算発表を受けた結果を記載していきました。
数字だけ見るとQ3は好調に推移しているように見える一方で、株価は下落していました。これからその要因について触れていきます。それは稼ぎ方が市場の求めるものと相違があったからと言えます。金融事業が市場想定以上に上振れる形になった一方、ソニーグループの主力事業であるゲーム分野は想定以上の減益となっていることが、ネガティブに捉える動きにつながったようです。さらにはソニーグループの主力ブランドであるゲーム機「プレイステーション5」の販売予想台数も引き下げています。また、通期予想も従来の営業利益1兆1,700億円から1兆1,800億円、前期比9.4%減に小幅上方修正も、1兆2000億円超のコンセンサス水準には未達となっています。
同時にソニーグループで比較的安定的な収益を上げてきた金融サービス部門であるソニーフィナンシャルグループを2025年10月までに上場させる計画も発表しており、ソニーグループの持分を20%以下とすることを発表しました。
このように業績の数字は好調であったものの、主力のゲーム分野や金融サービス部門の再編が市場からはネガティブに捉えられたため、株価は下落しました。今後も業績数値よりもその中身に注目する必要がありそうです。
四、ソニーグループ株価の今後を無料でAI予想する方法 moomooアプリのご紹介
ここでソニーグループの株価の今後をAIで予想してくれるアプリを紹介します。それは「moomooアプリ」です。
moomooアプリの特徴
無料のリアルタイム株価とニュースが見られます
こちらの機能はダウンロードと登録のみでリアルタイム株価や有料級の情報が無料で見られます。各指数や為替、暗号通貨といった多岐にわたる情報を見ることができます。海外ニュースについては自動翻訳機能もついていますので、英語ができない方でも情報を得ることができるうえ、海外企業の決算発表を自動翻訳された字幕と一緒に見ることもできるため、海外の情報もリアルタイムで知ることができます。
業界初の米国株24時間取引ができます
moomoo証券は2023年9月より証券業務を開始し、moomooアプリ内で証券口座を開設できるようになりました。当初は米国株のみ取引ができるようになっており、業界初の24時間取引を強みとして、グローバルに展開するFutuグループならではの業界最多水準の銘柄を取り扱っています。米国株の取扱銘柄はこちらをご確認ください。
取引手数料でも日本の証券会社にはない特徴があります。それはユーザーのニーズに合わせて、「ベーシックコース」、「アドバンスコース」の2パターンの手数料コースを選択できる点です。ベーシックコースの手数料は、約定代金×0.088%(税込)、アドバンスコースは200株までであれば、どの銘柄でも取引手数料が2.18ドル(税込)となっています。日本で最も口座数の多い、SBI証券の米国株式取引手数料が、約定代金×0.495%(税込)なので、ベーシックコースでも格安の手数料になります。さらに、大口取引を行うユーザーはアドバンスコースを選択することで、もっとお得にお取引できます。また、現在既に口座を開設されている方を限定に日本株の取引もスタートしています。
五、ソニーグループ 2024/Q4 & 2025/Q1 アナリストによる評価
また、moomooアプリにはアナリストによるソニー株価の今後を見ることができます。
【手順】
ソニーグループの銘柄を選択のうえ、「分析」画面でアナリスト評価を含む企業分析を見ることができます。「アナリスト評価」を押すと、それぞれの銘柄の評価を見ることができます。
ソニーグループのアナリスト評価を見てみましょう。ソニーグループに対して、過去3ヶ月間に23名のアナリストが評価を行っています。評価は「中立」・「やや強気」・「強気」の評価となっており、総合的に「やや強気」の評価となっています。2024/Q2の決算を受けて株価は下がったものの、好調な業績を示すことができたので、アナリストには一定の評価を受けていると思われます。
moomooアプリによる株価チャートAI予測
moomooアプリの特徴のひとつに、株価チャートAI予測機能があります。高度なAI技術を活用したチャート分析機能です。この機能を活用することで、従来の手法よりも精度の高い分析が可能になります。実際に多くの投資家が、moomooアプリのAIチャート分析の精度の高さや使いやすさを高く評価しており、そのユーザーの声をもとにサービスの改善や新機能の追加を行っています。今後もAI技術の進化により、ユーザーの効果的な投資戦略をサポートしていき、投資のリスクを低減し、リターンを最大化することが期待できます。
【手順】
moomooアプリのチャート予測の見方は、銘柄画面で、「チャート予測」を開き、「スタート」を押すと、AIが分析した「チャート予測」を見ることができます。ソニーグループのAIチャート予測は画面のとおりです。ソニーグループは。2024/Q3は増収増益となったものの、これまでのQ1・Q2は減収であったことや業績の柱であるゲーム事業の業績がイマイチであり、決算発表後、株価が下落傾向であることから、AIチャート予測では、ほぼ横ばいの予想となっています。今後の2024/Q4の決算数字やガイダンスにより、市場がどのように捉えるかが重要になりそうです。
まとめ
本記事を通してソニー株価の将来についての概観をご提供しました。ソニー株の今後に関心がある方は、moomooアプリがおすすめです。
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