話題のmoomoo(ムームー)証券アプリの使い方を解説
一、moomoo証券とは
moomoo(ムームー)証券は、アメリカのNASDAQ上場企業である「Futu Holdings Limited」のグループ会社です。香港、アメリカ、シンガポール、オーストラリアなどでグローバルに展開している次世代型金融情報アプリ「moomoo」はアメリカのシリコンバレーで開発され、香港では現在、成人人口の40%以上、シンガポールでは30%近くの人がダウンロードしています。全世界でのダウンロード数は2,100万を超えました。
「moomoo」を日本で展開するにあたり、大正9年創業の証券会社であるひびき証券を買収するかたちで、満を持して日本市場に参入しました。その後、2022年10月27日に日本でmoomooアプリをリリースしています。日本株、為替、先物情報など全方面に強みを持ち、特に米国株のリアルタイムの板情報や機関投資家の売買動向などを提供しています。2023年9月には米国株の現物取引を開始、2024年1月には新NISA口座の取引を開始、さらには2024年3月には日本株の現物取引を開始しています。
moomoo証券の最大の特徴はその情報の質です。国内の大手証券会社と比べても、このアプリだけで得られる情報の質が違うと評価されています。一般的な証券会社はまず口座開設してから内部のサービスを利用できます。moomooアプリは逆で、まず無料アプリを利用していただき、証券口座がなくても豊富な投資情報や分析ツールが使えます。決算書を一般のユーザーが読みこなすのは難しいですが、情報をビジュアル化して直感的に分かるように加工して提供しています。親会社であるFutuグループは中国IT大手テンセント出身者が香港で立ち上げ、テンセントが大株主となっていますが、moomoo証券は金融庁から金融商品取引業者の登録を受けている証券会社です。
これからmoomooアプリの使い方について解説していきます。
二、moomooアプリの使い方
【リアルタイムの注文分析(機関投資家動向)】
使い方:個別銘柄>チャート>注文・約定分析
株式などの取引には、できるだけ多くの情報を入手することで投資判断をしやすくします。特に多額の資金を動かす大口投資家がどのように動いているのか把握することは重要です。チャートのみならず、「注文・約定分析」の機能をみると、市場では売りと買いどちらが優勢なのか一目でわかります。moomooアプリではチャートの画面を下にスクロールすると、この「注文・約定分析」を見ることができます。
さらには、世界的に有名なウォーレン・バフェット氏やジョージ・ソロス氏といった世界トップの機関投資家がどのような銘柄を買っているかを見ることができます。バフェット氏が日本の商社株を購入したときに話題になりましたが、moomooアプリだと報道される前に確認することができました。特に投資初心者の方はプロ投資家がどのような銘柄をどのようなタイミングで売買しているのか確認することができるのは非常に大きな強みになります。こちらは、「マーケット」→「米国株」→「機関投資家の動向」の中から気になる機関投資家の動向を確認することができます。
【空売り情報】
使い方:個別銘柄>チャート>信用残高
【AIチャート・株価予測】
使い方:マーケット>日本株>チャート予測
moomooアプリでは、米国株式と日本株式において、「チャートパターン」機能や「チャート予測」機能があります。まずは、チャートパターン機能について説明していきます。現在チャートパターンは合計20種類(上昇パターン10種類)、下落パターン10種類)を提供しています。
上昇または下降パターンから気になるチャートパターンを選択すると、そのトレンドに該当する銘柄リストを確認することができます。この機能を「パターンスクリーナー」といいます。これは大量の銘柄の中からAIが自動的に識別し、チャートパターンに該当する銘柄を抽出する機能です。ユーザーがこの機能を利用することで、より納得感があり、安心した銘柄選択を行うことができるかもしれません。これらの機能は、「マーケット」→「米国株」or「日本株」を下にスクロールすると利用することができます。
次に、「チャート予測」機能について説明します。
この機能は、類似したパターンを持つ銘柄を効率よく探し出し、将来のトレンドを予測することに役立ちます。検索ボックスで、自分が気になる銘柄を検索することができます。その銘柄と類似した銘柄の動向が表示され、スタートボタンを押すと、チャート予測が表示されます。さらに両者の類似度もみることができます。類似度はビッグデータでチャートパターンやトレンドを特定、分析し、そして特定のアルゴリズムで算出されています。なお、ここで説明したデータについては市場全体のヒストリカルデータをもとに、対象銘柄の値動きと、類似したトレンドを持つ他銘柄の値動きの類似度を算出し、起こりうる値動きの確率分布を算出する機能であり、あくまで投資の参考にするものです。
三、日本株取引手数料無料!
moomoo証券は2023年9月より米国株取引を開始しました。そして、2024年3月18日(月)からすべてのユーザーに日本株取引サービスを開始しています。
しかも、「条件なしで誰でも」取引手数料は0円で利用できます。(さらに、NISA口座であれば、日本株だけでなく米国株の取引手数料も0円です)
現在日本株の取引手数料無料は、moomoo証券のほかに楽天証券とSBI証券の2社だけです。日本株のみならず、米国株の取引手数料もこの2社と比べて安いかつ、さらにひとつのアプリ(証券口座)で情報量も圧倒的ですので、投資家にとってmoomoo証券はおすすめだと思います。日本では新しくサービスを展開しているmoomoo証券ですが、既にグローバルで2,100万人以上のユーザーを獲得しており、グループで高い収益性を誇ることから、このような大胆な手数料体系が実現できていると考えられます。それほど、グループにとって日本市場を重視していることの裏付けであるともとれるので、今後のサービス拡大も期待できそうです。
【プッシュ通知】
「市場全体を動かす大きなニュースがあったとき」、「決算発表があったとき」、「お気に入りの銘柄が大きく動いたとき」、「プロの株価予想が変わったとき」などは、moomooアプリがリアルタイムでユーザーにプッシュ通知する機能があります。それによりユーザーは株価が大きく変動するときに迅速に対応することができます。このようなきめ細かいサービスは他の証券会社にはあまりないサービスだと思います。
また、自分が保有している銘柄などには、アラート設定することができます。これにより適切なタイミングで売買できるように
moomooアプリがサポートしてくれます。特に米国株は日本時間の夜中にイベントが多くあるので、大変便利な機能です。
【高配当ランキング】
新NISAを機に高配当株への関心も高まっています。高配当株とは、配当利回りの高い株式を指します。配当利回りは、一株あたりの年間配当金を、現在の株価で割って求めます。高配当株を保有していると、定期的に高い配当金を受け取ることが期待できます。なお、通常なら分配金から20.315%引かれる税金が、NISA口座であれば非課税で分配金を受け取ることができます。買い時以上に売り時が難しいと言われる株式投資も、高配当株であれば、高い配当金を得ながら、値上がりを待つことが可能です。NISA口座でも人気の高配当株をmoomooアプリならランキングで簡単に見ることができます。もちろん、日本株・米国株ともにみることができるので、高配当株が好きな人はぜひとも使いたい機能だと思います。moomooアプリでは、「日本株」、「米国株」の欄から、高配当株ランキングをみることができます。
【豊富な注文方法】
moomooアプリには豊富な注文方法があります。売買したい銘柄を選択し、注文のページから注文方法を選択することができます。一般的な「指値(指定価格)」、「成行(市場価格)」での注文のみならず、さまざまな条件付の注文方法があります。「逆指値(指値or成行)」とは、指定のトリガー価格まで株価が上昇すると、指値もしくは成行で注文することをいいます。また、「トリガー(指値or成行)」とは、指定のトリガー価格まで株価が下落すると、指値もしくは成行で注文することをいいます。「トレールストップ(指値or成行)」とは、株価の上昇幅、または下落幅に合わせて、逆指値注文のトリガーとなる価格をリアルタイムで自動修正する注文方法です。このようにそれぞれの投資スタイルに合わせて、さまざまな注文方法を設定することができます。
【モーニングスター評価レポート※近日公開予定】
モーニングスター評価レポートとは、モーニングスター社のアナリストが公正価値、エコノミック・モート、モーニングスター格付け、リスク格付けなど、多角的かつ包括的な分析を通じて銘柄の価値を評価して複合的にまとめた評価レポートです。ユーザーはこれらの情報をもとに分析することができ、ユーザーの投資判断を補助してくれます。このレポートなら、東証売買の約70%を占める海外投資家などの大口投資家の意見や海外から見る日本株に対する調査を見ることができ、大変参考になるものです。もちろんこれらのレポートもすべて無料でみることができます。
【テーマ投資】
どの銘柄に投資したらいいか分からない、どの産業分野が今後成長していく予想なのか知りたい、という方には「テーマ投資」の機能を提供しています。今話題の「金利上昇」や「半導体関連」、「AI(人工知能)」など自分が興味を持ったテーマを探すことにも最適な機能です。銘柄選択のためだけではなく、グローバルな世の中の潮流を学ぶことにも使えるため、投資家だけでなく幅広い方々におすすめの機能だと思います。
【株主優待※近日公開予定】
株主優待とは、企業が一定数以上の株式を権利付き日に保有していた株主に与える優待制度のことをいいます。日本企業は毎年1~2回、自社製品・サービスやギフト券などを株主に提供していますが、すべての企業が株主優待を行っているわけではありません。株主優待は個人投資家に人気の制度で投資判断のひとつの要因になっています。moomooアプリでも株主優待情報を提供予定であり、今後もユーザーに寄り添った機能拡充が期待できます。
サービス:moomoo証券のお得な紹介キャンペーン実施中!
応募方法は以下の通りです:
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最後に
moomoo証券は、アプリ1つで、米国株・日本株・投資信託・国内外ETFの投資をもっとスマートにします!
米国株NO.1アプリとして、米国株の投資をサポートします。moomoo証券では、業界最安水準の取引手数料で米国株と取引できます[約定代金の0.12%(税込)]。他のネット証券の米国株取引手数料は約定代金の0.495%(税込)です。また、取扱米国株数も業界最多水準です。取扱米国株数は約7000で、その中で、24時間取引(業界初)可能銘柄数は約6000です。さらに、他のネット証券で見られない投資情報が無料で見られます。バフェットや野村アセットマネジメントなどの機関投資家のポートフォリオ、AIによる株価予測、可視化された大口投資家の売買動向などが使い放題!