米国株投資に信用取引が登場!
米国株信用取引の魅力
米国株投資には多くの魅力がありますが、信用取引を活用することで、さらに投資の幅が広がります。当記事では、米国株の信用取引の魅力をわかりやすくお伝えします。
長期成長を続ける米国株
米国株式市場は長期的な成長を続けており、その魅力は現在もなお健在です。
特に、 $アップル (AAPL.US)$ 、 $マイクロソフト (MSFT.US)$ 、 $アマゾン・ドットコム (AMZN.US)$ 、 $アルファベット クラスA (GOOGL.US)$ 、 $メタ・プラットフォームズ (META.US)$ 、$テスラ (TSLA.US)$ といったハイテク各社は、生成AIの分野で競争力を維持するために、 $エヌビディア (NVDA.US)$ のGPUを不可欠な技術基盤として活用しています。NVIDIAのGPUがこれらの企業にとって欠かせない存在となったため、NVIDIAの株価は大きく上昇し、株式市場を大いに盛り上げました。これらの米国企業は、絶え間ないイノベーションと挑戦によって最先端技術を駆使し、引き続き市場をリードしています。
信用取引とは
信用取引とは、手持ちの資金や株式を担保に、証券会社からお金や株券を借りて、手元にある資金以上の取引を行うことです。信用取引には「お金を借りて株式を買付する」信用の買いと「株券を借りて株式を売却する」信用の売りがあります。
米国株信用取引の魅力
資金効率の向上
米国株信用取引では、実際に口座に保有している資金の約2倍の取引が可能になるため、より多くの投資機会を得られます。たとえば、10,000米ドルを担保にすると、約20,000米ドル分の株式を購入できます。
一般的に、日本株の信用取引では、担保に対して約3倍の取引が可能です。しかし、米国株の信用取引では、その倍率が国内株信用取引に比べて低く抑えられています。なぜなら、世界的なハイテク企業が多く上場している米国株は、日本株に比べて値動きが大きく、為替の影響も考慮するとリスク管理が厳しく求められるためです。ダイナミックな値動きは、リスクと同時に大きなリターンのチャンスを提供するという点で、米国株の醍醐味でもあります。
デイトレードに最適
信用取引では、現物取引と異なり、同一資金で同じ銘柄を1日に何度も売買できるため、デイトレードに最適です。米国市場の値動きの大きさを活かした回転売買が可能です。米国株は日本株のようにストップ高・ストップ安の値幅制限*がないため、1日で大きく株価が動くことがあります。
*極端な株価変動が発生した際には、「サーキットブレーカー」と呼ばれる取引停止措置が発動することがあります。
株価下落時でも利益を狙える
信用取引では、株価が下落した場合でも利益を狙えます。信用の「売り」から取引を開始し、株価が下がった時に買い戻すことで、下落相場でも利益を上げるチャンスが広がります。
米国株信用取引の活用シーン
米国の経済指標や金融政策の発表時、個別銘柄の決算発表時など、大きく株価が動くタイミングでは、信用取引を使った順張りで利益を狙えます。また、前述のとおり株価が下落する局面でも、信用取引を活用して「売り」から取引を開始し、下落相場でも利益を得ることができます。
順張りとは、株価が上昇しているときに買い、さらに上昇を期待して利益を得ようとする投資戦略です。同様に、株価が下落しているときに売りのポジションを取ることも含まれます。簡単に言えば『相場の流れに乗る』という考え方です。特定の銘柄の方向感に高い期待がある場合、信用取引を利用してその銘柄に集中投資し、リターンをさらに高めることができます。
moomooで米国株信用取引をはじめるメリット
デイトレードの金利・貸株料が無料
デイトレードなら、信用の買いで発生する「金利」と信用の売りで発生する「貸株料」がかかりません。同日中に行う信用取引の売買であれば、取引回数に関わらず金利・貸株料が無料です。
信用取引の買いと売りに対応する1,000銘柄以上の米国株が24時間取引可能
業界最多水準を誇る1,000銘柄以上の米国株が信用取引の対象となっており、買いと売りの双方に対応しています。立会時間外においても、株価急変時に即座に取引を行えるため、チャンスを逃しません。
業界最安水準*の取引コスト
金利は4.5%(年率)、貸株料は1.5%~*と、米国株信用取引において業界最安水準のコストでご利用いただけます。
*貸株料は、信用取引対象銘柄約1,100銘柄のうち、約900銘柄が1.5%(年率固定)で、残りの200銘柄は銘柄により異なり、日々変動します。
moomooの米国株信用取引のルール
● 最低委託保証金
米国株信用取引を始めるには、最低2,500米ドルの保証金が必要です。
この保証金は信用取引の担保として使用されます。委託保証金は取引額の50%以上で、かつ為替レートを加味して30万円相当額以上となります。
※一部のレバレッジ型ETF等の銘柄や市場状況によっては、50%を超える保証金が必要になる場合があります。
● 委託保証金率
委託保証金率とは、信用取引で取引する金額に対して必要な担保の割合です。委託保証金率は50%です。
たとえば、最低委託保証金が2,500米ドルで、委託保証金率が50%の場合、最大でその2倍にあたる5,000米ドル分の株式を購入できます。
● 最低委託保証金率
信用取引で保有している取引(ポジション*)を維持するためには、最低30%の保証金率を維持する必要があります。もし30%を下回った場合、追加保証金(追証)が必要となり、期限内に追証の入金がない場合は、取引が強制的に決済される可能性があります。
*ここでのポジションとは、信用取引で保有している建玉を指します。
● 代用有価証券
代用有価証券とは、現金の代わりに担保として利用できる有価証券です。米国株信用取引では、原則保有している米国株式の時価の70%を担保として活用できます。
moomooの米国株信用取引ルール | |
信用区分 | 一般信用 |
対象銘柄 | 1,000銘柄以上 (日本証券業協会のガイドラインに基づき 当社が選定した約1,100銘柄) |
最低委託保証金 | 2500米ドル(30万円相当額の米ドル) |
委託保証金率 | 50% |
最低委託保証金率 | 30% |
代用有価証券 | 米国株式 原則掛目70% |
受渡基準 | T+1 |
※詳細なルールやコスト等に関する情報は、当社の米国株式信用取引取扱規定および米国株式信用取引に関するルールをご確認ください。
米国株信用取引は、手持ち資金を超えて取引でき、上昇相場だけでなく下落相場でも利益を狙える柔軟性が魅力です。米国株市場のダイナミズムを活かし、資産形成に役立てましょう。信用取引を始めるための基本的なポイント3つを、3つの基本的な活用法とポイントで解説していますので、ぜひご確認ください。準備を整えた上で、理解に基づいた投資を心がけましょう。
信用取引をはじめる前に
信用取引を活用した株式投資を成功させるためには、信用取引ならではのコスト(金利や貸株料)や維持率をはじめとしたリスク管理への理解が欠かせません。コストついては、別途重要!信用取引のコストで詳しく説明しています。
*主要ネット証券(口座数上位5社:SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)で比較。(2024年10月28日現在)