日経平均株価とは？わかりやすく解説！リアルタイムチャートや構成銘柄を確認してみよう！
日経平均株価とは？わかりやすく解説！
日経平均株価とは日本を代表する株価指数です。
日経平均株価は、東京証券取引所プライム市場に上場する約2,000銘柄の株式のうち取引が活発で流動性の高い225銘柄から構成されており、定期的に見直されます。特殊な計算方法により、それぞれの株価を株価換算係数によって水準を合わせ、それらの合計を除数で割って求められます。株価換算係数は、指数の連続性を担保するために設定され、1を超える銘柄があるが、原則は1であり、1以外の値は0.1～0.9を設定するとされています。
日経平均株価のリアルタイムチャートはどこで見れる？
最近ニュース等で話題になっているため、日経平均株価の増減が気になっている方も多いでしょう。
当社では日経平均株価のチャートがリアルタイムで確認できます。
日経平均株価は5日に過去最高値を更新！
日経平均株価は、5日に一時的に4万1100円13銭を付け、3月22日に記録した4万1087円75銭の史上最高値を約3カ月半ぶりに更新しましたが、終値ベースでは4日に記録した4万913円65銭には届きませんでした。
日経平均株価が上がるとどうなるの？
日経平均株価が上昇することで、株主は利益を得られるだけでなく、株を買い増しなどしやすくなり、企業の価値も上がります。この相乗効果により、企業の株価が上昇すると、社員の給料やボーナスにも好影響を与え、国内の経済全体が良くなるとされています。
日経平均株価が下がるとどうなるの？
日経平均株価は、東証プライム市場の225社の株価をもとに算出され、景気のバロメーターとして用いられます。ただし、指数に影響を与える一部の値がさ株に偏っているため、日経平均が大きく動いたからといって、東証一部市場全体が同様に動いているわけではないことがあります。また、海外の投資家が日本株に弱気になると、日経平均も下がることがあります。そのため、米国市場や欧州市場の動向にも注目が必要です。
株式市場全体が急落すると、株式を保有している投資家が損失を被るだけでなく、雇用や賃金を巡る情勢にも影響が出る可能性があります。逆に、株価が上昇すると企業の設備投資や雇用が拡大し、景気の拡大に結びつく「資産効果」が期待されます。しかし、株式市場全体が下落すると「逆資産効果」が現れ、不景気が鮮明になる可能性があります。
日経平均株価の構成銘柄は？注目の銘柄をピックアップ！
当社では日経平均構成銘柄の中から、年初来で最もパフォーマンスのよかった10銘柄を選出しました。今回の記事ではそのうち5つの銘柄をピックアップしたいと思います。
フジクラ（5803.JP）
フジクラは非鉄金属メーカーであり、光ファイバーや電線、ワイヤーハーネスなどを製造している。光ファイバー融着接続機では世界首位、フレキシブルプリント基板では世界3位、光ファイバーでは世界10位（国内首位）です。深川ギャザリアというオフィスビルを中心とした複合施設を運営しています。また、三井グループの月曜会に属しており、三井業際研究所及び綱町三井倶楽部の会員企業でもあります。こちらの株価は約半年で200％近く上昇しており、日経平均構成銘柄の中では最もパフォーマンスが高かった銘柄です。
さらに、下記で紹介している三菱重工業、三越伊勢丹ホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの株価もそれぞれ年初来で100％以上の上昇を達成しました。
三菱重工業（7011.JP）
三菱重工業は、三菱グループの中で重工業製造を担う大手企業です。船舶や発電所などのエネルギー関連機器、産業機械、航空機、防衛機器、ロケット、鉄道車両、業務用エアコンなど幅広い種類の製品を製造しています。三菱重工グループは、交通システムや自動車事業、インフラ設備などから、航空や国防、宇宙開発など、幅広い領域に関連する製品を製造しており、人々の生活を支え、守り、発展させることに貢献しています。
三越伊勢丹ホールディングス（3099.JP）
三越伊勢丹グループは、お客様の生活を豊かにする特別な百貨店を目指す小売グループであり、社会の課題解決にも取り組んでいます。百貨店業を中心に、クレジット・金融・友の会業、不動産業、その他の事業セグメントで構成されており、人材派遣や教育研修、情報システム、物流サービスなどの事業を展開している。旅行などの事業やベンチャー企業への投資も行っており、合計14社で構成されている。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス（8725.JP）
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスは、三井住友海上火災保険やあいおいニッセイ同和損害保険などのグループ保険会社を有しています。グローバルに事業展開し、持続的な成長と企業価値向上を目指している。5つの国内保険会社と8つの関連事業会社を有しており、上場持株会社です。
最後に、5つ目の構成銘柄として紹介する川崎重工業の株価も年初来で100％近く上昇しています。
川崎重工業 (7012.JP)
川崎重工業は、船舶・鉄道車両・航空機・モーターサイクル・ガスタービン・ガスエンジン・産業プラント・油圧機器・ロボットなど多彩な事業を展開する総合エンジニアリングメーカーです。国内外の100以上の関連企業とともに川崎重工グループを形成しており、グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを～Trustworthy Solutions for the Future～」を策定しています。安全安心リモート社会、近未来モビリティ、エネルギー・環境ソリューションを注力するフィールドとし、成長できる事業体制への変革を目指し、グループビジョン2030の達成に向けた取り組みを加速しています。
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