投資歴25年。日本株から米国株へ一本化し、「自分なりの仮説を立て、それを検証すること」を楽しむBlue Moonさん。短期売買から中期保有へ舵を切った背景には、ルールを守れない自分との正直な対話がありました。利益が出てもマイナスになっても自己責任 —— その哲学を、具体的な銘柄選びとmoomooの活用法から紐解きます。

社会人になり百貨店の販売担当として、ものづくりや売り場づくりに携わっていた若手の頃、「もっと日本経済のあり方を勉強しなければ」と感じたことが投資のきっかけでした。当時、先輩から「経済を勉強するなら企業の財務諸表を読むべきだが、見るだけでは分からない。株を買って初めて企業の成績が分かる」とアドバイスを受け、少額のお小遣いから投資をスタートさせました。
それが、約25年前。現在は日本株をすべて売却し、米国株(特にナスダック上場銘柄)に投資を一本化しています。
そして現在は、自身の会社を経営しています。

当初は半年から1年程度の短期売買を行っていましたが、コロナ禍直前の2020年頃を境に、3年から5年程度の中期保有へとスタイルを変更しました。
変更の理由は二つあります。短期売買のルール(2割上がったら売る等)を精神力の弱さから守れなかったこと。そして東証のストップ高/安のような制限がなく(※1)、世界中のお金が集まる米国株の方が値幅の面白さとパフォーマンスの期待ができると気づいたからです。
※1 米国市場にもサーキットブレーカー等の取引停止制度があります。
わたしが銘柄を選ぶ際、必ず見る三つの基準があります。
市場規模が拡大するか
粗利率が高いか(売上の微減で赤字転落しにくく、キャッシュフローが良いか)
先行投資をしているか
これら三つが揃えば「丸が三つ付く」と判断し、投資の対象とします。ETFなどの連動型銘柄には触れず、すべて自ら選んだ個別銘柄に投資しています。
投資の核は「自分なりの仮説を立て、それを検証すること」。利益が出てもマイナスになっても自己責任であり、「なぜこの銘柄を買うのか」という理由付けを楽しんでいます。
米国株に関心を持ち始めたきっかけは、不動産関連会社に勤務する長男と、コロナ禍において今後の世界経済や株式市場について真剣に語り合ったことでした。当時、長男との議論の中で、「これから成長するのではないか」という仮説を立て、以下の銘柄への投資を検討したそうです。
コロナ禍でインドア需要が高まりゲームが売れるだろうと考えたとき、「ゲーム機そのものではなく、ゲームを動かしているPCの中身は何か」という仮説にたどり着き購入しました。米国株デビューのきっかけとなった銘柄です。
約3年前に購入しました。「市場規模・粗利率・先行投資」という自身の三つの基準に当てはまった銘柄で、現在はテンバガー(10倍株)となって保有中です。
米国株投資をスタートしたとき、仮説を持ち、まとめて買った5銘柄のうちの一部です。
空飛ぶタクシーのジョビー・アビエーションや、エネルギー関連のプラグ・パワーに投資したものの、業績の動きに伴う増資で株式が希薄化し下落する傾向があると気づき、手を引きました。この経験から、新興セクターの増資リスクに対する自身の仮説を修正しています。
「仮説を立て、検証し、修正する」というプロセス自体を、楽しんでいます。
米国株の情報を探していた際、掲示板サイトでmoomooの紹介を見つけたのがきっかけです。「証券会社」というネームバリューが先に来るのではなく、「どういう情報を出しているか」という情報提供の面から出会いがありました。
口座開設の最大の決め手は「タイムラグを作りたくない」という思いでした。情報を見て「今だ!」と思ったタイミングで、他のサイトに移動して時間のロスをするのではなく、moomooアプリ上で直感的に、かつ即座に買注文を出せる利便性の良さを評価し、米国株を買うためのメインの証券会社として利用を開始しました。
moomooを使い始めてから、情報収集・分析・判断という投資の各フェーズにおいて、情報を得るスピードと次の工程へ移るスピードが格段に向上しました。直感的に扱えるユーザーインターフェース (UI) により、スムーズに次のアクションに移れることが最大の魅力です。また、売却後の資金がすぐに買い付け余力として反映される点も、次の投資機会を逃さず動く上で役立っています。

リアルタイムの板情報チェック:大口が売ったのか、小口が売ったのかを確認し、下落時の原因分析に活用しています。「大口が売っているならファンドの動きであり、小口が売っているなら情報に左右されているだけ」と読み解きます。
「分析」タブの活用:個別銘柄の概況から事業内容を確認し、セクターのチェックを行っています。
アナリスト評価とレポート格付け:チャート上の想定株価やアナリスト評価を見ることで、自身の仮説に対する安心感を得ています。また、格付け機関のレポートは必ずチェックし、情報の精査に役立てています。
アラート機能:「いくらになったら売る」という価格をあらかじめ設定し、価格変動を忘れないようにアラートで思い出し、検証のきっかけにしています。夜中にアラートが鳴っても起きて取引するのではなく、当日中に数日〜1週間先までの売買設定を入れておく使い方です。
オプション情報の確認:取引はしませんが、コール/プットの比率を確認し、現在の下落原因がオプション市場の動きに起因するのかを分析しています。
掲示板の活用:moomooコミュニティの掲示板は、真面目に投資に取り組むユーザーの発言が多く、市場の雰囲気を感じ取る参考にしています。
「投資は汗を流すことと同じぐらい大切」だと思っています。社会人としての生涯年収に対して税金や住宅、養育費を引き算していく人生ではなく、投資という「足し算」をすることで、より豊かな生涯設計を描くことが大切だと考えています。
現在は社会人になった3人の子どもたちにも、積極的に投資や経済の話をします。「投資=悪い話」という古い風習から脱し、自ら投資判断ができる能力を育むことが親の責任だと考えています。

今後の目標は、資産2億円の達成。それが実現した暁には、株だけでなく不動産も組み合わせたポートフォリオへとシフトし、年齢を重ねても、自分で立っていられる足場を残す。それが、次に重ねるもう一つの足し算です。
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