moomoo JP ヘルプセンター-DMA 先行移動平均線
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DMA 先行移動平均線

1. 概要 

DMAはDisplaced Moving Averageの略で、直訳すると「ずらした移動平均線」の意味です。また「先行移動平均線」とも呼ばれています。

DMAでは短期線、中期線、長期線として3本を使いますが、それぞれどのくらい先行させるかが決まっています。短期移動平均線と中期移動平均線の2本を使用してこの2本の線のクロス(交差)を売買のサインとします。


2. 計算式 

DMA=株価の短期平均値-株価の長期平均値=MA(SHORT)-MA(LONG)

AMA=DMA短期平均値

10日間と60日間を基準期間とするDMAを例にとると、計算方法は次のようになります。

DMA(10)=10日間の株価平均値-60日間の株価平均値

AMA(10)=10日間DMAの平均値


3. 参考見方

3.1 上昇する移動平均線の上でローソク足が上昇していれば、上昇トレンド。

3.2 下降する移動平均線の上でローソク足が下降していれば、下降トレンド。

3.3 期間の短いDMAが期間の長いDMAを上抜いたら買い。

3.4 期間の短いDMAが期間の長いDMAを下抜いたら売り。


4. 特徴

4.1 相場のトレンド、方向性が「n期間」分、早くわかる(nはローソク足の本数、日足なら3日、5日)。

4.2 先行させることで「ちゃぶつき」の回避に役立つ。

4.3 ローソク足と重なりにくいため、ローソク足の動きが見やすく判断しやすい。


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