DMAはDisplaced Moving Averageの略で、直訳すると「ずらした移動平均線」の意味です。また「先行移動平均線」とも呼ばれています。
DMAでは短期線、中期線、長期線として3本を使いますが、それぞれどのくらい先行させるかが決まっています。短期移動平均線と中期移動平均線の2本を使用してこの2本の線のクロス(交差)を売買のサインとします。
DMA=株価の短期平均値-株価の長期平均値=MA(SHORT)-MA(LONG)
AMA=DMA短期平均値
10日間と60日間を基準期間とするDMAを例にとると、計算方法は次のようになります。
DMA(10)=10日間の株価平均値-60日間の株価平均値
AMA(10)=10日間DMAの平均値
3.1 上昇する移動平均線の上でローソク足が上昇していれば、上昇トレンド。
3.2 下降する移動平均線の上でローソク足が下降していれば、下降トレンド。
3.3 期間の短いDMAが期間の長いDMAを上抜いたら買い。
3.4 期間の短いDMAが期間の長いDMAを下抜いたら売り。
4.1 相場のトレンド、方向性が「n期間」分、早くわかる(nはローソク足の本数、日足なら3日、5日)。
4.2 先行させることで「ちゃぶつき」の回避に役立つ。
4.3 ローソク足と重なりにくいため、ローソク足の動きが見やすく判断しやすい。
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