ウィリアムズ％Rは基本的にストキャスティクスの％Kに近いものです。ストキャスティクスの％Kが0(下限)～100%(上限)の範囲で表されるのに対して、ウィリアムズ%Rは-100(下限)～0%(上限)の範囲で表されます。
ウィリアムズ%R（Williams' Percent Range, ウィリアムズ・パーセント・レンジ）はオシレーター系の指標で、概要としては「一定期間の最高値と最安値の範囲を基準に、直近の終値が相対的にどの水準にあるか」を示します。
ウィリアムズ％R=(当日終値-過去n日間の最高値)÷(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)×100
チャートの表示が「0%〜-100%」の場合、-50%を中心の基準値として、現在値が高値圏に推移するほど0%に近づき、安値圏に推移するほど-100%に近づいていきます。通常は買われすぎが0%～-20%、売られすぎが-80%～-100%の水準となり、このラインを売買シグナルに使っていきます。また、それぞれのラインはハイライン、ローラインと呼ばれています。
高値圏(-20%)＝ハイライン
安値県(-80%)＝ローライン
【買いサイン】
①ローライン(-80％)を上抜けた場合
②センターライン(-50%)を上抜けた場合
③ガーベージボトムが発生後、ローライン(-80%)上抜けた場合
④価格の高値は切り下がっているが、%Rの高値が切り上がっている場合（買いのダイバージェンス）
【売りサイン】
①ハイライン(-20％)を下抜けた場合
②センターライン(-50%)を下抜けた場合
③ガーベージトップ発生後、ハイライン(-20%)下抜けた場合
④価格の安値は切り上がっているが、%Rの安値が切り下がっている場合（売りのダイバージェンス）
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