先物取引において、取引可能期間が決められており、その満期日を迎える月を限月と言い、その中で最も出来高が多い限月のことを中心限月といいます。先物相場は主に中心限月の相場がメインになります。
先物取引における中心限月のルールは以下のとおりです。
1. 各先物には中心限月が1つしかありません。
2. 中心限月の最終取引日は通常今より後になります。先物取引の最終取引日と当日が重なる場合、その限月は中心限月になることができません。
3. 日次出来高と取組高がもっとも限月が、翌取引日に新たな中心限月となります。
4. 現在の中心限月の出来高と取組高が最大値でない場合、出来高のもっとも多い限月が新たな中心限月となります。
各市場における先物取引の中心限月ルールは以下のとおりです。
香港株式先物の場合、最終取引日の2取引日前から中心限月になることはできません。
リスト:YM、VX、RTY、NQ、NKD、NIY、MYM、MNQ、MES、M2K、ES、EMD
最終取引日から4取引日前から中心限月になることはできません。
例:YM2012が今週の金曜日に満期を迎える場合、YMは月曜日の取引日、つまり日曜日の夜間取引から、次の限月であるYM2103が中心限月になります。
最終取引日の4取引日前から中心限月になることはできません。
現物受渡商品については、当該限月の初回通知日が限月の最終取引日より早い場合、初回通知日の2取引日前から中心限月になることはできません。
最終売買日の2取引日前から中心限月になることはできません。
例:〇〇20年12限(〇〇2012と表示)が11月20日(金)に満期を迎える場合、11月18日の取引開始時の中心限月は〇〇21年1月限(〇〇2101と表示)となります。
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