歩み値と約定分析について

1. 歩み値と約定分析について

2. 約定分析機能

3. よくあるご質問

歩み値と約定分析について

1. 取引タイプ

1.1 米国株

1.2 香港株

1.3 中国A株

中国A株の取引データにはタイプがありません。

2. 取引方向

↑：アスク（売り気配）で買い注文（アクティブ・購入）、つまり、株式が売り価格以上で取引されます。「上昇」色で表示します。

↓：ビッド（買い気配）で売り注文（アクティブ・売却）、つまり、株式が買い価格以下で取引されます。「下落」色で表示します。

◆：中立売買注文の約定(最良買気配と最良売気配の間の仲値で約定)。グレー色で表示されています。

そのうち、上昇と下落の色はユーザーのカスタマイズ設定によって変更することができ、赤の上昇、緑の下落と緑の上昇、赤の下落という二つの選択肢があります。

3. 取引価格

取引価格の色は前引け値を基準とし、前引け値の終値より高い場合は「上昇」色、低い場合は「下落」色で表示されます。

そのうち、上昇と下落の色はユーザー定義の設定で変更することができ、赤の上昇、緑の下落と緑の上昇、赤の下落という二つの選択肢があります。

4. 出来高

出来高の色は方向の色と一致します。

約定分析機能

1. 表示方法

銘柄ページ＞チャート（ティック）＞歩値をタップ＞約定分析

2. 機能の紹介

約定分析は1日中の約定データを分析し、様々な角度で表示します。これにより、市場の動向を確認することができます。

3. 概要

3.1 平均価格

銘柄の平均約定価格を表します。

平均価格＝合計取引金額/合計売買高(合計取引株数)

3.2 件数

選択した日の合計約定件数を表します。

3.3 株数

選択日の売買高（合計取引株数）を表します。

4. 約定グラフ

積極買い、積極売り、中立売買のデータの割合をみることで、市場の動向を確認することができます。

5. 約定リスト

約定リストでは、約定価格ごとに積極買いと積極売りのそれぞれの売買高（取引高）が確認でき、どの価格帯で買いあるいは売りが活発であるかが分かります。これにより、トレンドの方向や転換を図ることができます。また、約定リストには上位20の約定値が含まれますが、割合が集中する価格帯に支持（サポート）あるいは抵抗（レジスタンス）が存在することを示唆します。

6. よくあるご質問

積極買い、積極売り、中立売買はどのように算出されましたか？

積極買い：買い1より高い価格で約定

積極売り：売り1より安い価格で約定

中立売買：買い1と売り1の中間値で約定

中立売買とは何ですか

1) 取引速度が早いため、オーダーブックの表示に遅延があります。

例：買い価格は10ドル、売り価格は12ドルで、取引の双方は同時に11ドルで発注する場合、約定分析に11ドルの注文は表示されましたが、BBOでは変化しません。よって、中立売買になるものです

2) 注文は他のシステムで取引されています（米国株）

3) 単元未満株式（米国株）

米国市場には10以上の取引所があり、その他にも多くのOTCディーラーが存在します。 ここでは、統合マーケットデータ、そしてそれ対応のタイムを用いるNBBO（The National Best Bid and Offer）で取引の方向を計算します。

最良気配値は米国内の各取引所の買値と売値から算出されているため、NBBOは取引における最小の価格差を表しています。

米国証券取引委員会（SEC）の『レギュレーションNMS』では、ブローカーが顧客のために取引を行う際、最良気配値で取引を行い、そして取引時に少なくともNBBOを提供するように要求しています。100株以上の約定のみ表示。