米商務省が発表したエネルギーと食品を除くFRB注目の米PCEコア価格指数、1月は前年比で2.8%上昇、予想が2.8%上昇、前期が2.9%上昇。
米国のインフレ率は総じて鈍化しつつあるが、ペースは緩やかだ。
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前月比は0.4%上昇で市場予想に一致。
PCE総合価格指数は前月比0.3%上昇し、市場予想に一致。個人所得は前月比1%増加で、市場予想(0.4%増)を上回った。
モノの値下がりが続く一方、サービス価格は前月比で0.6%と高い伸びだった。米国のインフレ率は家賃を中心としたサービス価格がけん引する構図が続く。
米連邦準備理事会(FRB)は金融政策運営でPCE物価指数をもっとも重視している。消費者物価指数(CPI)と比べてより広範囲の物価動向を示すためだ。
米商務省経済分析局が発表する、個人の消費支出の変動分のうち、物価変動によるものを除くための指数。名目個人消費支出をPCEデフレータで割ることで実質個人消費支出が算出される。米国のインフレターゲットの対象として利用され、年8回のFOMCのうち半分の4回で示されるFOMC参加メンバーによる経済見通し(プロジェクション)の際に、物価見通しの対象となっている。変動の激しい食品とエネルギーを除いた数字をコアPCEデフレータとして同時に発表する。FOMCメンバーによる物価見通しでは、両方の数字が示される。一般的に重要視されるCPIに比べて、調査対象となる範囲が広い。また、CPIが消費者調査によるデータを基にしているのに対して、PCEデフレータは企業調査によるデータを基に算出される。
moomooニュース ー Zeber
出所:investing、MINKABU、bloomberg、日本経済新聞
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