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米4月の非農業部門雇用者数は17.5万人増、予想が23.8万人増、前期が31万5000人増（速報値30万3000人増）に上方修正された。新型コロナウイルス禍後の過熱感は緩やかに和らぎつつある。
米4月失業率3.9％、予想3.8％、前月3.8％。
4月の米平均時給は前年比3.9%、予想は4%、前値は4.1%。 米4月平均時給 前年比0.2％、予想0.3％、前値0.3％。 米4月平均週労働時間34.3時間、予想34.4時間、前値34.4時間。
4月の非農業部門民間雇用者数16.7万人増、予想19.5万人増、前値23.2万人増。 4月の米製造業雇用者数は0.8万人増、予想は0.5万人増、前値は0万人増。
米4月行動者率は62.7%、予想が62.7%、前値が62.7%。
「仕事が見つからない」。インターネットの検索頻度を示す「グーグルトレンド」では、こんな言葉がコロナ禍前の水準近くまで戻ってきた。引く手あまたの状況が変わり、仕事探しのコツを紹介するサイトなどを探す人が増えたようだ。
賃上げの勢いも減速を続けている。23年から急増した移民の流入が、人手不足を和らげている。米議会予算局（CBO）は24年も通常の3倍となる300万人超の移民が米国内に入ると予測した。
アナリストによると、最新の非農業部門雇用者数は、年初の好調なスタートを切った米国の労働市場がある程度冷え込んでいることを示唆している。 同報告はさらに、労働者の需要が減速していることを示唆しているが、パウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長が「予想外の弱さ」と呼ぶような、政策対応が必要となるようなデータではないかもしれない。
FRBは今週のFOMCで6回連続で金利を据え置いたが、パウエル議長は、労働需要が利用可能な労働者の供給を依然上回っているにもかかわらず、労働需要が弱まっているため金融政策が制限的であると主張した。 インフレ率が2022年のピークから急低下しているため、FRB当局者は現在、雇用の最大化を確保することにも注力している。
ドルインデックスは一時約60ポイント下落した。 ドルの対円相場は152.09と1％以上下落し、今週ここまでの累積下落率は4％となり、2022年11月以来の大幅下落の勢いとなった。
米国債利回りは一時的に低下し、ほとんどの満期が少なくとも10bp低下した。
米株価先物は一時上昇し、ダウ先物は一時1.4％上昇した。
金のスポット価格は一時7ドルほど上昇し、すぐに2296.9ドルまで下落した。
出所：Bloomberg、Investing、日本経済新聞
ーmoomooニュースZeber
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