企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した6月の全米雇用報告によると、非農業部門雇用者数は15万人増、市場予想の16.3万人増を下回り、前期が15.2万人増から15.7万人増に上方修正。
![](https://uspost.moomoo.com/news-editor-imgs/20240703/public/17200100156341974244439.jpeg)
6月の就業継続者の前年同月比賃金の伸び率は4.9%で、2021年8月以来の低い伸びとなった。転職者の賃上げ率も7.7%に鈍化した。
ADPのチーフエコノミスト、Nela Richardson氏は発表文で「雇用は堅調に伸びているが、決して広範ではない。レジャーと接客業の雇用回復がなければ、6月は暗い月となっただろう」と指摘。
米債利回りは10年債が4.43%付近から4.42%付近へと小幅に低下している。為替市場ではややドル売りの反応。
![](https://uspost.moomoo.com/news-editor-imgs/20240703/public/17200100157178562250102.png)
![](https://uspost.moomoo.com/news-editor-imgs/20240703/public/17200100159656664125348.png)
民間給与計算代行業者大手のAutomatic Data Processing(ADP)社が、自身の持つ全米約50万社、約2400万人のデータを元に発表する雇用調査レポートにおける、月ごとの雇用者数の増減。2006年5月に始まった比較的新しい経済指標。市場の注目度が高い労働省による雇用統計のうち、非農業部門雇用者数(NFP)の民間部門との相関性が高いとされており、雇用統計の先行指標として注目される。
moomooニュース ー Sherry
出所:Investing、ADP® National Employment Report
この記事は一部に自動翻訳を利用しています