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欧州中央銀行（ＥＣＢ）がポルトガルのシントラで主催したパネル討論会で、米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長は、根強いインフレを抑制し、驚くほど底堅い労働市場を冷却させるため、金融政策当局が年内の追加利上げ見通しを強調した。同氏は「政策は景気抑制的だが、十分に抑制的ではない可能性がある。抑制的な政策はまだ十分に長い期間行われていない」と語った。
今週公表された一連の統計により、米国経済は予想を上回り、FRBの引き締め金融政策にも弾力性を示している。
新築住宅販売が1年以上ぶりの高値に達し、耐久財受注も予想を上回り、消費者信頼感が2022年初め以来の最高水準に達したという。
FRBは欧州や他の地域の中央銀行当局者と同様のメッセージを発している。潜在的なインフレ圧力が持続する場合は、さらなる利上げが必要になるという。
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