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更新 -【指標速報】米9月生産者物価指数(PPI)、前月比0.5%上昇で市場予想上回る コア指数が同0.3%上昇

moomoo News ·  Oct 11, 2023 08:32

この記事は一部に自動翻訳を利用しています

米労働省が発表する9月の生産者物価指数(PPI)は、前月比は0.5%上昇市場予想が0.3%上昇、前期が0.7%上昇。伸び率は8月の0.7%からやや鈍化したが、予想を上回った。ガソリン価格が5.4%上昇したことが大きく影響し、持続的なインフレ率低下への道筋が引き続き不安定であることを示した。

前年同月比では2.2%増で、8月の2.0%から加速し、4月以来最大の伸びとなった。3カ月連続で上昇率が拡大し、市場予想の1.6%を上回った。

ガソリンのコストは前月比5.4%上昇した。食品とエネルギーを除いた9月のコア生産者物価指数(コアPPI)は、前月比が0.3%上昇市場予想が0.2%上昇、前期が0.2%上昇。

この結果を受けて米債利回り上昇とともにドル買いの反応が広がった。ドル円は一時149.05レベルまで高値を更新。米ドル指数は一時106まで上昇。

9月米生産者物価指数は米消費者物価指数の参考指標とて活用されることが多い。明日、米国労働省統計局は米9月の消費者物価指数(CPI)を発表する予定。2ヵ月連続加速した後、アナリストは9月のインフレ率は減速すると予想している。両指標は、ともにインフレ抑制のため積極的な利上げを続けている米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定に大きく影響する。

ここ数日、FRB当局者は、国債利回りが急上昇し、金融環境が引き締まっている中、追加利上げを実施する必要はない可能性があるとの見解を示している。これが市場の不安を和らげ、今週の株高につながっている。ただ、今回のデータはFRBの利上げサイクル終了への期待を裏付けなかった。

米国内製造業者の販売品目(約1万品目)について、価格を測定した指数(1982年=100)。指数の変化(前月比・前年比)の形で報じられることが多い。生産過程における3段階(原材料、中間財、完成財)についてそれぞれ測定しているが、一般的には完成財の数値が注目される。月ごとの変動の激しい食品とエネルギー関連を除いたコア部分の数字も発表され、基礎的なインフレを把握するために活用される。消費者物価指数(CPI)に比べると注目度がやや低いが、CPIよりも早く出ることが多いため、先行指標とて活用されることがある。

moomooニュース ー Sherry
出所:investing、Bloomberg、MINKABU
この記事は一部に自動翻訳を利用しています

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