Facebookを運営する米$メタ・プラットフォームズ (META.US)$が26日(日本時間)に23Q3(2023年7〜9月期)決算を発表した。決算によると、景気減速の逆風を受けてきたインターネット広告事業が復調してきたほか、コスト削減も寄与し、売上高と純利益がともに四半期として過去最高を更新した。
決算ハイライト
米メタが25日に発表した23Q3(2023年7〜9月期)の決算は、売上高が前年同期比23%増の341億4600万ドル、純利益が2.6倍の115億8300万ドルだった。EPS(1株利益)は4.39ドル(前年同期は1.64ドル)となり、売上高とともに市場予想を上回った。同社が人工知能(AI)とバーチャル・リアリティ(VR)に多額の投資を行いつつ、中核となる広告事業を改善できることを示した。
インターネット広告事業の復調とコスト削減に寄与し、売上高と純利益がともに四半期として過去最高を更新し、時間外取引で株価は一時同日終値より4%超上昇したが、幹部の業績見通しを受けて一時終値より3%超反落した。
スーザン・リー最高財務責任者(CFO)は投資家向け電話会見で、「われわれはマクロ環境の変動に大きく左右される。2024年の収入見通しは不透明だ」と述べた。
グループ全体のサービスの利用者は1日当たり31億4000万人となり、1年前より7%増えた。SNS(交流サイト)のフェイスブックの1日当たり利用者は5%増の20億9000万人だった。
売上高の99%を占める広告事業は景気減速により企業がコストを抑制する影響を受けてきたが、回復基調が鮮明になってきた。一方、人員削減などで経費を圧縮し、収益性が改善。売上高営業利益率は前年同期の20%から40%に高まった。
メタは23年を「効率化の1年」(マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者=CEO)と位置づけ、人員削減に加えてオフィス面積の縮小などを進めてきた。
一方で仮想現実(VR)やAIなどのプロジェクトへの支出には投資家から厳しい目が向けられている。メタは25日、2023年の経費見通しを870億-890億ドルに引き下げた。
また、メタはスマートグラスとヘッドセットを製造するリアリティー・ラボ部門の業績も発表。売上高は2億1000万ドルで、37億ドルの営業損失を計上した。アナリスト予想平均では、売上高は3億1340万ドル、営業損失は39億4000万ドルと見込まれていた。
出所:メタ・プラットフォームズIR情報、Bloomberg、日本経済新聞、MINKABU
ーMoomooニュースZeber
この記事は一部に自動翻訳を利用しています
【決算速報】メタ(META) 23Q3決算:EPS 4.39ドル (予想3.70ドル)、売上高341.5億ドル (予想335.15億ドル)
米$メタ・プラットフォームズ (META.US)$は、23Q3(7-9月期)決算を発表した。
●EPS(1株当たり純利益)は 4.39ドル、予想が3.70ドル。
●売上高は 341.5億ドル、予想が335.15億ドル。