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企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した12月の全米雇用報告によると、非農業部門雇用者数は16.4万人増、市場予想が11.5万人増。年間給与は5.4%上昇した。
「労働市場はパンデミック以前の雇用情勢に戻りつつある。賃金は最近のインフレの原動力にはならなかったが、賃金の伸びが後退した今、賃金価格スパイラルのリスクはほとんどなくなった。」とADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソンは述べた。
雇用者数は4ヵ月連続で増加し、レジャーと接客業の雇用が好調だった。建設業は高金利の下でも好調を維持したが、製造業は苦戦が続き、前月に続きマイナスとなった。
12月の雇用者給与は5.4%上昇し、前月の5.6%から鈍化し、2022年9月からの減速が続いている。
民間給与計算代行業者大手のAutomatic Data Processing(ADP)社が、自身の持つ全米約50万社、約2400万人のデータを元に発表する雇用調査レポートにおける、月ごとの雇用者数の増減。2006年5月に始まった比較的新しい経済指標。市場の注目度が高い労働省による雇用統計のうち、非農業部門雇用者数(NFP)の民間部門との相関性が高いとされており、雇用統計の先行指標として注目される。
moomooニュース ー Zeber
出所:Investing、ADP® National Employment Report、Prnewswire
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