$日本たばこ産業 (2914.JP)$(JT)が2月13日大引け後(15:00)に23年12月期(1-12月)連結決算を発表。
●売上高は前年同期比6.9%増の2兆8410億円(ブルームバーグ予想2兆8131億円)。
●純利益は8.9%増の4822億円(4721億円)。
●営業利益は2.9%増の6724億円(6839億円)。
●1株当たり純利益は271.69円(263.61円)。
●期末配当予想を6円増額し、年間配当予想を188円から194円とした。
売上高、営業利益、純利益とも過去最高を記録。売上高と純利益は市場予想を上回った。
主力のたばこ事業の販売が好調で、「ウィンストン」「キャメル」などのグローバル・フラッグシップ・ブランドの販売数量が前年同期比7.6%、電子たばこや加熱式たばこなどの「リスク低減製品」が11.8%の伸びを示した。
この結果、50以上の市場でシェアを伸ばし、進出市場でのトータルシェアは0.5ポイント増加して過去最高になったという。
2024年12月期は、たばこ事業の牽引により増収の一方、医薬事業の研究開発費増加などにより減益を見込んでいる。通期見通し(会社予想)および市場予想は以下の通り。
●売上高は前年同期比6.2%増の3兆160億円(ブルームバーグ予想2兆9162億円)
●純利益は5.7%減の4550億円(4922億円)
●営業利益は3.6%減の6480億円(6941億円)
●1株当たり純利益は256.29円(277.93円)
出所:日本たばこ産業IR、Bloomberg、moomoo