$ソニーグループ (6758.JP)$が2月14日大引け後(15:00)に24年3月期第3四半期(4-12月)連結決算を発表。
同時に通期純利益予想を上方修正した。配当金は10円増額するとした。また、金融子会社ソニーフィナンシャル・グループ(SFGI)を分離、独立させる「スピンオフ」実施とSFGI上場に向け、本格的に準備を開始すると発表した。
●第3四半期の売上高は前年同期比20.2%増の9兆5398億円。
●純利益は9.6%減の7815億円。
●営業利益は15.3%減の9793億円。
●1株あたり純利益は633.94円。
●未定としていた期末配当は45円とし、年間配当予想は85円(前期実績は75円)とした。
通期予想については
●売上高は23年11月時点の従来見通しから1000億円引き下げた(▲0.8%)12兆3000億円
●営業利益は100億円(0.9%)引き上げた1兆1800億円
●税引き前利益は300億円(2.6%)引き上げた1兆1900億円
●純利益予想は400億円(4.5%)引き上げた9200億円
とした。
●通期売上高、営業利益予想はブルームバーグ・コンセンサスを下回った。一方、純利益予想、配当予想はコンセンサスを上回った。
売上高予想の引き下げは主に、ゲーム&ネットワークサービス分野の見通しを下方修正したことによる。ハードウェアの販売台数が減少した。利益面では金融分野での増益や株式評価益の計上などによる金融収益増加が見込まれている。
ーmoomooニュース
出所:ソニーグループIR資料、moomoo