半導体受託生産の世界最大手$タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング (TSM.US)$は、2024年第1・四半期決算を発表した。純利益は前年同期比8.9%増と、1年ぶりの増益となった。売上高と純利益は同期としての過去最高を更新した。
●EPS(1株当たり純利益)は8.70台湾ドル、予想が8.28台湾ドル。
●売上高は16.5%増の5926.44億台湾ドル、予想が5834.63億台湾ドル。
●純利益は前年同期比8.9%増の2254.9億台湾ドル、予想が2149.1億台湾ドル。

第1・四半期、3ナノの出荷がウェハー総売上高の9%を占め、5ナノは37%、7ナノは19%。 7ナノ以降と定義される先端技術は、ウェーハ総売上高の65%を占めた。

【第2・四半期見通し】
●売上高は196億~204億米ドルと予想。為替レートは1米ドル=32.3台湾ドル
●粗利率は51%~53%(市場予想:52.8%)
●営業利益率は40%~42%(市場予想:41.3%)

出所:Bloomberg、TSMC IR
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