$さくらインターネット (3778.JP)$が4月26日大引け後(15:30)に24年3月期連結決算を発表した。純利益が6.51億円と前期比で2.2%減った。連結経常利益は前期比20.8％減の7.64億円になったが、25年3月期は前期比2.6倍の19.6億円に拡大を見込み、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収になる。
●売上高は前期比5.8％増の218.26億円（日経予想は228億円）。
●純利益は前期比2.2％減の6.51億円（日経予想は8.5億円）。
●営業利益は前期比19.1％減の8.84億円（日経予想は14.5億円）。
●1株当たり純利益は18.26円（日経予想は23.8円）。
2025年3月期業績予想
●来期は売上高 28.3％増、営業利益126.1％増、過去最高益を目指す
●生成AI向けGPU基盤等へ1,000億円の投資を計画、経産省より約500億円の助成
●上限 200億円の新株式発行に係る発行登録を実施（5月8日から来年5月7日まで）
生成ＡＩ向けＧＰＵクラウドサービスの拡大に向けた大規模投資や、ガバメントクラウド認定の機能要件充足に向けたクラウドサービスの機能開発などを進めていく。積極的な投資を実施するが、ＧＰＵクラウドサービスの本格提供開始で増収増益を見込む。
配当政策
2024年3月期は1株当たり3.5円の配当額を維持。2025年3月期の年間配当は前期比0.5円増の4円に増配する方針とした。
出所：日本経済新聞、さくらインターネットIR、MINKABU
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