■業績動向
1. 2024年9月期第2四半期の業績
イー・ガーディアン<6050>の2024年9月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比7.0%減の5,718百万円、営業利益が同6.6%減の878百万円、経常利益が同9.2%減の872百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.0%減の536百万円と減収減益となった。売上高に関しては、期初予想値(6,491百万円)を773百万円下回った。EC・フリマサイト向けのカスタマーサポートが堅調に推移し、脆弱性診断やWAFの拡販によりサイバーセキュリティが大きく伸長したものの、フィンテック関連の一部案件の需要が落ち着いたことや、既存案件の売上高の減少を新規案件の受注で補えなかったことが減収の要因である。なお、新規案件の獲得は着実に進んでいるものの、想定よりも時間を要している。事業別では、サイバーセキュリティ事業が増収だったものの、ソーシャルサポート事業、ゲームサポート事業などそれ以外の事業が減収となった。
利益面では、営業利益で期初予想値(948百万円)を70百万円下回った。営業利益率では前年同期を0.1ポイント上回る15.4%となった。前期の収益悪化要因であった一部の低収益案件は前期末に改善を果たし、当期においてはセンター体制の強化、採算性管理の強化、価格改定を行ったことが収益性向上の要因である。
2024年3月末の財務指標では、自己資本比率85.5%、流動比率718.7%と安全性が極めて高い。現預金9,377百万円、有利子負債ゼロと資金(調達)余力も十分あり、今後の業界再編、M&A戦略をリードするうえで財務基盤は健全である。
2. 2024年9月期通期の業績予想
2024年9月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.4%減の11,503百万円、営業利益が同1.2%減の1,758百万円、経常利益が同3.1%減の1,751百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.4%減の1,176百万円であり、上半期の実績を反映して下方修正された。同社の事業領域であるインターネット関連市場は、スマートフォンを中心としたソーシャルメディアやソーシャルゲームといったソーシャルWebサービスに加え、FintechやIoTなど、引き続き成長が予想される。
2024年9月期の方針としては、売上面では、新規案件の獲得で既存案件終了の影響をカバーできなかった反省の下、営業体制強化及びチェンジホールディングスとの顧客基盤の相互活用、エンタープライズ系デジタルBPO領域の強化などに取り組む。利益面では、低収益案件が発生したことの反省の下、センター体制の強化、採算性管理の強化など高生産性の追求に取り組む。ソーシャルサポート分野では、チェンジホールディングスとの相乗効果により、自治体や大企業の顧客を開拓し、デジタルBPO領域の業務の拡大を目指す。ゲームサポート分野では、ローカライズを契機としたカスタマーサポートなどのクロスセルを強化する。アド・プロセス分野においては、インターネット広告市場が持続的に成長するなか、ステルスマーケティング、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)などの法規制を背景にした需要の取り込みに注力する。サイバーセキュリティ分野では、企業のサイバーセキュリティ対策に関する旺盛な需要を受け、既存サービス(脆弱性診断、WAF、コンサルティングサービス)を軸に、ワンストップでサイバーセキュリティサービスを提供できるよう、サービスラインナップの拡充を続ける。また、さらなる成長に向けてセキュリティ人材を確保し、チェンジホールディングスが有するデジタル人材育成力を活用するなど、教育体制の強化やマーケティングなどにも戦略的投資を行う計画である。
通期の売上高計画(修正後)に対する第2四半期進捗率は49.7%(前期実績は51.6%、前々期実績は48.8%)と例年の水準である。営業利益に関しても、第2四半期進捗率が50.0%(前期は52.9%、前々期実績は52.0%)と例年並みであり無理のない計画になっている。弊社では、BPO及びサイバーセキュリティ領域における外部環境がおおむね良好であるため、新規開拓案件のスタートやチェンジホールディングスとの相乗効果次第で、売上高・各利益の上乗せ可能性もあると考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
■业绩动向
2024年9月第2季度业绩
一加密的2050的2024年9月第2季度的连续财务状况,销售额比去年同期下降7.0%至5,718,000,000日元,营业利润下降6.6%至878,000,000日元,经常利润下降9.2%至872,000,000日元,四分之一的净利润归属于母公司的利润。同比下降18.0%至5.36亿日元,营收和利润同比下降。关于销售额,期初预测值(6,491百万日元)下降了773百万日元。 EC / flea向支持强劲推进,通过漏洞诊断和WAF的扩大销量,网络安全大幅增长,但是一些金融科技相关项目的需求减少,既有业务的销售额减少无法通过新业务订单弥补是减收的原因。值得一提的是,获得新业务订单正在稳步增加,但需要的时间比预期要长。按业务进行划分,除了网络支持业务和游戏支持业务外,网络安全业务的营收有所增加,其他业务减收。
利润方面,营业利润比期初预期值(9.48亿日元)下降了70万日元。营业利润率为15.4%,比去年同期高0.1个百分点。低收益案件中的一些原因导致的前一财年的收益恶化已经得到改善,在本财年中,加强了中心机构、强化了成本效益管理,进行了价格调整,这是收益增长的原因。
2024年3月末的财务指标显示,自有资本比率为85.5%,流动比率为718.7%,非常安全。现金及存款为93.77亿日元,有息负债为零,资金(募集)余额十分充裕,在未来的业界重组和M&A战略中,财务基础健全。
2.2024年9月期望业绩
2024年9月期望全年的联合业绩预计为11,503百万元,比去年同期下降3.4%,营业利润为1,758百万元,同比下降1.2%,经常利润下降3.1%至1,751百万元,年度净利润为1,176百万元,同比下降4.4%,反映了上半年的绩效下降。除社交Web服务中心的智能手机社交媒体和社交游戏外,与该公司的业务领域相关的互联网市场还将继续增长,比如Fintech和IoT。
2024年9月期的方针是,在营销方面,我们将专注于加强营业机构,发挥Change Holdings的客户基础,加强企业数字BPO领域,以弥补我们在获取新业务方面没有能够对现有业务结束产生的影响的教训。在利润方面,我们将专注于追求高生产力,强化中心架构和盈利能力管理,作为低收入项目的反思。在社交支持方面,我们将力争为自治体和大型企业客户拓展数字BPO领域的业务,利用与Change Holdings的协同效应。在游戏支持领域,我们将加强跨销售策略,如客户支持和本地化等,以便获得更多的客户。在广告过程领域,随着互联网广告市场持续增长,我们将专注于满足需求,并集中力量吸引需要法律规定,如隐形营销和药机法(医药品,医疗器械等的品质,有效性和安全性保障等相关法律)等的背景。在网络安全概念领域,受到企业对网络安全措施的需求不断增加的推动,我们将继续扩大我们的服务产品线,围绕现有服务(漏洞扫描,WAF,咨询服务)提供一站式网络安全服务。此外,为了进一步增长,我们计划进行战略性投资,包括加强安全人才的储备,并利用Change Holdings拥有的数字化人才培训力量来加强我们的教育体系和市场营销。
对于修正后的全年营业额计划,第二季度的进度率为49.7%(上期实际为51.6%,上上期实际为48.8%),达到了通常水平。在营业利润方面,第二季度的进度率为50.0%(上期为52.9%,上上期实际为52.0%),也达到了通常水平,计划合理。考虑到外部环境在BPO和网络安全领域总体上是良好的,我们认为在开始新业务并与Change Holdings协作的情况下,还有可能提高营业额和各方面的盈利。
SD Entertainment在健康业务的结构改革和成长战略方面取得了更高的利润。Hotta Marumasa由于礼品业务的出售和各项业务的先行投资的影响,因此收入和利润下降。投资业务的销售额为249.53亿日元(较上年同期增长1.5%),经营利润为13.11亿日元(上年同期为13.08亿日元,较上年同期微增长)。