2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、161円27銭から161円62銭で上下し、161円45銭で引けた。米国のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のインフレ鈍化再開を指摘する発言に反応し、金利低下にともないドル売りが一時強まった。その後、5月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が予想外の増加に転じたことを受けて、金利が上昇し、ドル買いになった。
ユーロ・ドルは1.0724ドルから1.0747ドルでもみ合い、1.0745ドルで引けた。ユーロ・円は173円21銭へ下落後、173円52銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2654ドルから1.2688ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9032フランから0.9050フランでもみ合った。