■True Data<4416>の今後の見通し
3. トピックス
2024年3月期は将来の成長のタネとなる新サービスの開発に注力しており、相次いで新サービスをリリースした。同社の運営するビッグデータプラットフォームをベースにして協業先などとのエコシステムで新サービスを開発・展開しており、今後のスケール化が期待される。
(1) 「Shopping Scan for LINE」
2023年5月、ドラッグストアや食品スーパーマーケットなどの小売業向け新サービス「Shopping Scan for LINE」をリリースした。
(2) 「Poswell」
2023年5月、新たに広告領域における消費財メーカー向け新サービス「Poswell」をリリースした。
(3) 楽天グループ「Instore Tracking」とのデータ連携
2023年5月、楽天グループのIDマーケティングソリューション「RMP-Omni Commerce」におけるメニュー「Instore Tracking」と、同社が統計化した全国規模のオフライン購買データとの連携をリリースした。
(4) ドラッグストアにおけるインバウンド消費分析
2023年6月、ドラッグストアにおける新型コロナウイルス感染症収束後のインバウンド消費を分析するサービスをリリースした。
(5) 「SalesSensor」
2023年9月、小売業向け新サービス「SalesSensor」をリリースした。
(6) 「POSデータクレンジングサービス」
2023年9月、プラネット<2391>と共同で消費財メーカー向け新サービス「POSデータクレンジングサービス」をリリースした。
(7) 「Potential Scan」
2023年12月、今村商事(株)と共同で小売業向け新サービス「Potential Scan」をリリースした。これは、売上の伸びしろを可視化するサービスで、自社店舗での売上と市場全体での売上を比較したり、もっと売れそうな商品を見つけたりすることが可能となる。売上データや来店顧客データをクイックに確認できるダッシュボード機能と、もっと売れそうな商品をさがす商品ポテンシャルAI機能を搭載している。
(8) 「ウレコン」
購買データ閲覧サイト「ウレコン」の登録者数が2024年4月に3万人を突破した。日用品や食料品約500カテゴリの直近3ヶ月分の購買データを誰でも無料で閲覧できるサイトで、売れ筋商品の地域別ランキングや購入者属性、リピーターの割合等が確認でき、商品の市場におけるトレンドを把握することが可能である。小売業や消費財メーカーなどの企業がマーケティングに活用するなど、サービスの充実度が高い。同サービスの利用をきっかけに、より詳細で長期的なデータを閲覧したいというニーズが生まれ、「イーグルアイ」等の引き合いにつながることもあるようだ。また、あらゆる人がデータ活用に取り組むようになる「DXの民主化」を背景に、システムに多額の費用をかけられない教育機関などの組織や団体、中小企業や個人に対してビッグデータを身近に活用して欲しいという思いからも、このサービスを展開し、データ活用の裾野拡大を目指している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
■True Data<4416>未來的前景展望
3. 話題
2024年3月期致力於新服務的開發,成爲未來增長的種子,相繼發佈了新服務。新服務是基於其運營的大數據平台,在與協作夥伴的生態系統合作中開發和展開的,未來的規模化受到期待。
(1)「Shopping Scan for LINE」
2023年5月,推出了針對藥妝店和食品超市等零售業的新服務「Shopping Scan for LINE」。
(2)「Poswell」
2023年5月,推出了消費品製造業的新服務「Poswell」,拓展了廣告領域。
(3)與樂天集團「Instore Tracking」的數據聯動
2023年5月,推出了與樂天集團的ID營銷解決方案「RMP-Omni Commerce」中的菜單「Instore Tracking」及其公司統計的全國規模的離線購買數據聯動服務。
(4)藥妝店中的入境消費分析
2023年6月,推出了分析在新型冠狀病毒感染疾病結束後藥妝店中的入境消費的服務。
(5)「SalesSensor」
2023年9月,推出了面向零售業的新服務「SalesSensor」。
(6)「POS數據清洗服務」
2023年9月,與Planet<2391>合作,推出了消費品製造業的新服務「POS數據清洗服務」。
(7)「Potential Scan」
2023年12月,與今村商事(Kabu)株式會社合作,推出了面向零售業的新服務「Potential Scan」。這是一項服務,可以實現可視化的銷售增長,比較自己店鋪的銷售和市場總體銷售,找到更可能賣出的商品等功能。它配備了可快速查看銷售數據和顧客到店數據的儀表板功能和尋找更可能賣出的商品的商品潛能AI功能。
(8)「Urecon」
購買數據瀏覽網站「Urecon」的訂閱用戶數於2024年4月突破3萬人。這是一個任何人都可以免費瀏覽近500個日用品和食品的直近3個月的購買數據的網站,可以確認每個地區暢銷商品的排名、購買者屬性和重複購買者的比率等,可以把握商品市場的趨勢。培育了應用於營銷等領域的服務,服務的完整度很高。由於在使用該服務時,出現了希望查看更詳細和長期的數據等需求,因此出現了索引「Eagle Eye」等的引起輿論。此外,背景是讓所有人蔘與數據活用的「DX民主化」,因爲希望教育機構和其他組織、團體、中小企業和個人能夠更身近地使用大數據,因此通過推出此服務,擴大了數據活用的領域。
(編輯:FISCO分析師村瀬智一)