BTM<5247>は、地方人財を活用したDX推進支援等を行う。
同社はDXに係る人的リソースの提供に主眼を置いた「ITエンジニアリングサービス」、DX推進に向けたコンサルティングや開発成果そのものの提供に主眼を置いた「DXソリューションサービス」の2種類のサービスを提供している。中でもITエンジニアリングサービスが主力(売上全体の約8割)となる。
同社で提供可能な人的リソースは、自社社員、外部協力企業(同規模以下の同業他社が中心)、フリーランスの3つに大別され、その9割以上を外部協力企業が占めている。同社が築き上げてきた外部協力企業を中心としたネットワークは最大の強みとなっており、2024年3月期において約7,529件の連絡先アカウント(エンジニアを売り込む営業担当者)、1,500社以上との取引実績を有するまでに拡大している。各取引先の平均取引期間は17.5ヵ月(2024年3月期平均値)。また、地元意識の強いエンジニアを中心に採用しており、DXソリューションサービスの開発案件に従事している。
2024年3月期の売上高は前年同期比17.1%増の4,154百万円、営業利益は同16%増の152百万円で着地した。堅調なDXニーズにより、売上高・利益ともに前期比2桁成長と順調に事業を拡大している。25年3月期の売上高は前期比11.4%増の4,629百万円、営業利益は同50.7%減の75百万円を見込んでいる。中長期的な成長に向けて人材投資を中心に戦略的に投資を実施することで、今期は一時的に減益になる想定となっている。
採用が上手く進捗するかは継続的に注目しておく必要があろうが、地方IT人材の活用はまだまだ伸びしろがありそうだ。また、ビジネスパートナーとの繋がりを大事にしており、今後も地方金融機関などと協業を行い、地方企業との結びつきを強めていくもよう。ITエンジニアリングサービスを中長期的な成長ドライバーとして、今後の人材戦略含めて同社の業績動向に注目しておきたい。
BTM<5247>提供利用地方人才的DX推進支持等服務。
該公司提供2種服務:專注於提供與DX有關的人員資源的“IT工程服務”和專注於支持DX推進並提供開發成果本身的“DX解決方案服務”。其中,IT工程服務是主要服務(約佔銷售額的80%)。
該公司可以提供的人員資源分爲3類:自有員工、外部合作企業(以規模以下的同行公司爲主)、自由職業者,其中外部合作企業佔據了九成以上。該公司建立的以外部合作企業爲中心的網絡是其最大的優勢,並且已經擴大到2024年3月期約7,529個聯繫人帳戶(銷售員聯繫工程師)、與1,500多家公司的交易記錄。各合作伙伴的平均交易期爲17.5個月(2024年3月期平均值)。此外,該公司以招聘地方意識強烈的工程師爲主,從事DX解決方案服務的開發案例。
2024年3月期銷售額爲4,154百萬元,同比增長17.1%,營業利潤爲1.52億日元,同比增長16%。由於穩固的DX需求,銷售額和利潤都比上期增長了兩位數,業務正在順利擴大。2025年3月期銷售額預計爲4,629百萬元,同比增長11.4%,營業利潤預計同比下降50.7%至7500萬元。爲了實現中長期的增長,重心是人才投資和戰略性投資,預計本期將暫時出現盈利下降。
需要持續關注招聘的進展情況,但地方IT人才的利用仍有很大的增長空間。此外,該公司注重與商業夥伴的聯繫,今後將繼續與地方金融機構等進行合作,加強與地方企業的聯繫。要將IT工程服務作爲中長期的增長驅動力,還需要密切關注該公司的人才戰略和業績動向。