■株主還元策
明豊ファシリティワークス<1717>は株主還元策として配当を実施しており、配当の基本方針としては、安定的かつ継続的な利益還元を実施していくことを掲げている。配当性向に関しては財務基盤が充実してきたことなどを踏まえて2023年3月期より従来の50%程度から55%程度に引き上げている。2024年3月期の1株当たり配当金は同方針に基づき、前期比6.0円増配の37.5円(配当性向54.9%)とし、11期連続の増配を実施した。2025年3月期も同方針に基づき前期比0.5円増配の38.0円(同55.3%)を予定している。なお、2026年3月期までは期間業績が損失計上となった場合を除いて1株当たり配当金の下限を38.0円以上とすることも公表している。配当性向が55%を下回る状況になればさらなる増配も期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
股东回报策略
明丰设施工程(1717)作为股东回报措施,实行分红派息。其分红的基本方针是旨在实施稳定和持续的股息回报。考虑到财务基础的增强等因素,股息支付比率从以前的约50%上升到约55%,从2023年3月期开始。2024年3月期,按照以前的方针,每股股息支付将增加6.0日元,增加到37.5日元(股息支付比率54.9%),实行了11年连续分红计划。2025年3月期也将按照相同的方针计划以每股股息支付增加0.5日元的38.0日元(同55.3%)。此外,该公司还公布了截至2026年3月期,除非期间业绩出现亏损,否则每股股息支付的下限为38.0日元以上。如果股息支付比率低于55%,还可以期待进一步的分红计划。
(撰写:FISCO客座分析师佐藤让)