日経平均は大幅反落。前日比835.10円安(-1.98%)の41388.92円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は32.39ドル高(+0.08%)の39753.75ドル、ナスダックは364.04ポイント安(-1.95%)の18283.41、S&P500は49.37ポイント安(-0.88%)の5584.54で取引を終了した。6月消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化進展の証拠となり利下げ期待に堅調に寄り付いた。金利動向に敏感な不動産などの回復でダウは終日堅調に推移したが、ナスダックはローテーションや材料出尽くし感に過去最高値付近から利益確定売りが先行し、終日軟調で推移し終盤にかけて下げ幅を拡大。相場はまちまちで終了した。
ナスダックの急落や為替の円高加速などを背景に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。値がさ半導体株の急落や、先物市場での225先物売りなどを受けて、日経平均の下げ幅は一時1000円を超える場面も見られた。一方、プライム市場の6割超の銘柄は上昇しておりTOPIXは相対的にしっかりの地合い。足元上昇ピッチを強めていた日経平均の弱さが目立った。なお、寄付きで算出された7月限オプション特別清算指数(SQ速報値)は41531.26円。
日経平均採用銘柄では、ナスダック大幅安を受けて、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ソフトバンクグループ<9984>など半導体株が急落したほか、決算を発表したファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>もきつい下落。このほか、金利低下を受けて、T&Dホールディングス<8795>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>も下げた。
一方、金利低下を材料に住友不動産<8830>、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、東急不動産HD<3289>、東京建物<8804>など不動産株が上昇したほか、積水ハウス<1928>、大和ハウス<1925>も買われた。このほか、円高メリット銘柄のニトリホールディングス<9843>、ニチレイ<2871>、ニッスイ<1332>が上昇。
業種別では、保険業、電気機器、銀行業、海運業、石油・石炭製品などが下落した一方、不動産業、建設業、繊維製品、水産・農林業、陸運業などが上昇した。
為替は1ドル159円30銭台まで戻している。6月米CPI発表のタイミングで政府・日本銀行による円買い介入が実施されたとの観測だが、じりじりと円は売り圧力が強まりつつある。介入効果は一時的との見方もあることから、積極的なドル買いが入っているとの観測。後場の日経平均は、極端に下げている半導体株を中心に買戻しが入りそうな地合いか。相対的にTOPIXがしっかりしていることで、日本株の底堅さも確認できよう。
日经平均指数大幅下跌。远期交易收于41388.92日元(估计成交量为9.9亿股),与前一天相比下降了835.10日元(-1.98%)。
美国股市涨跌互现。道琼斯平均指数收于39753.75美元,上涨32.39美元(+ 0.08%);纳斯达克指数下跌364.04点(-1.95%),至18283.41点;标准普尔500指数收于5584.54点,下跌49.37点(-0.88%)。6月消费者价格指数(CPI)证明,通货膨胀正在放缓和进展,降息预期保持稳定。由于房地产等对利率趋势敏感的复苏,道琼斯指数全天保持强劲,但在纳斯达克,由于轮换和材料枯竭感,利润率销售优先于接近历史新高的水平,并且全天保持疲软,跌幅扩大到当天结束。市场收盘涨跌互现。
在纳斯达克指数大幅下跌和日元加速升值等背景下,东京市场以销售优势开始交易。还有一个场景是,由于昂贵的半导体股票和期货市场225种期货销售的急剧下降,日经平均指数的跌幅一度超过1000日元。同时,超过60%的主要市场股票已经上涨,东证股市处于相对稳定的地位。日经平均指数的疲软显而易见,该指数巩固了当前的上行走势。请注意,通过捐赠计算的7个月有限期权特别结算指数(SQ初步价值)为41531.26日元。
在日经平均指数采用的股票中,由于纳斯达克指数大幅贬值,DISCO<6146>、东京电子<8035>、爱德万测试<6857>、瑞萨电子<6723>和软银集团<9984>等半导体股票暴跌,公布财务业绩的Fast Lite(9983)和7和iHD(3382)也大幅下跌。此外,由于利率降低,T&D Holdings(8795)、东京海运(8766)和第一人寿HD(8750)也下跌。
同时,由于利率下降,住友不动产 <8830>、三井不动产 <8801>、三菱地产 <8802>、东急不动产株式会社HD <3289>和东京立物<8804>等房地产股上涨,积水房屋<1928>和大和房产<1925>也被买入。此外,值得日元升值的NITORI控股(9843)、日丽(2871)和日水(1332)上涨。
按行业划分,保险、电气设备、银行、航运、石油和煤炭产品等下降,而房地产、建筑、纺织制品、渔业/农业和林业、陆路交通等上涨。
汇率已恢复到每美元159日元30日元。据观察,政府和日本央行在6月份美国公布消费者价格指数时进行了日元购买干预,但日元的抛售压力正在缓慢加剧。由于也有人认为干预效果是暂时的,因此可以观察到激进的美元购买正在进行中。日经平均指数是否处于后期阶段,可能出现回购,主要是下跌幅度极大的半导体股票。由于TOPIX相对稳健,也可以证实日本股市表现稳定。