■スパークス・グループ＜8739＞の株主還元策
同社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るとともに、適切なキャピタルアロケーションを行い、株主に利益等を還元していくことを重要な経営課題の1つとして位置付けており、株主還元については、中長期的な視点に立ち、安定性・継続性に配意しつつ、業績動向、財務状況及び還元性向等の他、実施時期や実施方法等を総合的に勘案して行うことを基本方針としている。この方針に基づき、2023年3月期は1株当たり60.0円（配当性向52.9%）を実施した。2024年3月期については、基礎収益が増加していることなどを受け、前期比6.0円増配の1株当たり66.0円（配当性向40.3%）と過去最高額の配当を実施する。また、自己株式の取得も積極的に行っている。直近では、2023年11月に330,000株（500,000,000円）を上限に自己株式の取得を決議し、2024年2月に自己株式の取得を完了した。配当に加えて、自己株式の取得も積極的に推進するなど、株主還元を拡充している姿勢が窺える。
2025年3月期の配当予想に関しては、業績予想を開示していないため未定としているものの、過去の配当性向は高い水準を維持してきたことに加えて、堅調な業績推移が予想されることから、安定した水準が継続すると弊社では見ている。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎）
Sparks群（股票型代码：8739）的股东回报措施
该集团将股东回报视为重要的经营课题之一，旨在实现持续增长和中长期企业价值提升，并通过适当的资本配置，向股东返还利益等。在股东回报方面，基本方针是立足于中长期的视点，在考虑稳定性、持续性的同时，综合考虑业绩动向、财务状况、回报性倾向以及实施时期和实施方法等。根据该方针，2023年3月期实施了每股60.0日元（分红派息比率52.9%）的股息。针对2024年3月期，考虑到基础收益的增加等因素，实行了每股66.0日元（分红派息比率40.3%），相比上一年增加6.0日元，是有史以来最高水平的股息。此外，公司还积极收购自己的股份。最近，于2023年11月，决议以自己持有的股票数量不超过330,000股（金额500,000,000日元）为上限，收购自己的股份，并在2024年2月完成了自有股份的收购。除了分红外，还积极推进收购自己的股份等股东回报措施，展现了扩大该领域的姿态。
针对2025年3月期的财务预测尚未公布其分红派息计划等相关信息。但鉴于过去的分红派息比率维持在高水平，并预计业绩将继续保持强劲，本公司认为分红派息计划将保持稳定水平。
（作者：富士客座分析师清水阳一郎）
