■今後の見通し
1. 2024年10月期の業績見通し
POPER<5134>の2024年10月期の業績は、売上高で前期比19.1%増の987百万円、営業利益で同68.8%増の62百万円、経常利益で同86.3%増の61百万円、当期純利益で同83.4%増の48百万円と期初予想どおり大幅な増収増益の見通しだ。なお、ティエラコムとの業務提携及び学習塾経営支援システム「BIT CAMPUS」事業の承継による影響は織り込んでいないが、「BIT CAMPUS」事業承継の効力発生日2024年5月1日以降のKPIは、有料契約企業数は200超、ARRは150百万円程度を想定している。同社では東証の業績修正の公表基準に留意しつつ、5月からの状況やシステムの改修コスト等による損益見込みを精査中だが、「BIT CAMPUS」事業の売上高は下半期で70〜80百万円程度の貢献が見込まれる。また、ティエラコムが経営する大手学習塾の一部教室に「Comiru」をトライアル導入し、現在、その効果を検証している。その結果が好評であれば、今後、数千人規模となる全教室に導入が進むことが期待される。
「BIT CAMPUS」は「Comiru」と同じ学習塾向けの業務管理システムであるが、Webでテストできる機能や掲示板機能など「Comiru」にはないユニークな機能も備えている。同社では、今後これらの機能やノウハウを「Comiru」に取り込み、将来的には「Comiru」の機能を強化しつつ、システムの統合を想定している。また、現在、既に「BIT CAMPUS」の見込顧客に対して、顧客にニーズに応じて、「Comiru」と「BIT CAMPUS」の両方を提案している状況にある。
学習塾との契約は2024年10月期末で大手塾が17社、中堅塾が88社、個人塾が1,300社を計画しているが、それぞれ上半期で14社(前期末比2社増)、82社(同5社増)、1,221社(同65社増)と順調に推移している。大手学習塾の基幹システム開発の受託も上半期で既に7社から受注または内諾を得ているが、開発が先行するためストック収益が積み上がるまで一定期間を要することも認識しておく必要があろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
■未來展望
2024年10月期業績預測規劃。
POPER<5134>2024年10月期業績預測:營業收入預計同比增長19.1%,達到9.87億日元,營業利潤與經常利潤預計同比增長68.8%和86.3%,分別達到6200萬日元和6100萬日元,淨利潤則預計同比增長83.4%,達到4800萬日元,整體將大幅增長。然而,此次預測不包括與TIELACOM的業務合作以及接管學習中心經營支持系統“BIT CAMPUS”的影響。鑑於“BIT CAMPUS”業務接管於發生在2024年5月1日之後,預計其指標(KPI)有付費訂閱企業數超過200個和約150百萬日元的年收入。嘗試考慮東證修正業績披露標準,公司正在審查5月以後面臨的情況和系統改進成本等盈虧預測。預計“BIT CAMPUS”業務的營業收入將在下半年爲公司貢獻70-80百萬日元。另外,TIELACOM已在一些大型學習塾的一些教室中進行了試用Comiru,並正在驗證其效果。如果結果良好,則有望在未來將其擴展到數千個教室。
“BIT CAMPUS”是類似於Comiru的學習中心業務管理系統,但是它具有一些Comiru所沒有的獨特功能,例如可以在Web上進行測試的功能和留言板功能。該公司計劃將這些功能和經驗融入Comiru中,並在加強Comiru功能的同時,考慮將兩個系統集成。目前,已經向“BIT CAMPUS”的預計客戶推薦了“Comiru”和“BIT CAMPUS”兩個產品,根據客戶需求提供了兩項產品中的一項。
與學習中心簽訂的合同將在2024年10月期末到期,大型學習塾計劃在其中有17家,中型學習塾計劃有88家,個人學習塾計劃有1300家。上半年分別推進如下:大型學習塾增加了14家(比上期末增加了2家),中型學習塾增加了82家(比上期末增加了5家),個人學習塾增加了1,221家(比上期末增加了65家),進展順利。另外,已經從7家大型學習塾中獲得了覈准或接受基幹系統開發委託,但是由於開發需要時間,所以需要積累庫存收入一定時間。
(編寫:Fisco客戶體驗分析師Matsumoto Akira)