2024年7月31日
SBIホールディングス株式会社
株式会社新日本科学
SBIホールディングス株式会社（本社 東京都港区、代表取締役会長兼社長：北尾吉孝、以下「SBIホールディングス」といい、その連結子会社等をあわせて「SBIグループ」といいます。）と株式会社新日本科学（本社 鹿児島県鹿児島市、代表取締役会長兼社長：永田良一、以下「SNBL」といい、その連結子会社等をあわせて「SNBLグループ」といいます。）は、SNBLグループが米国ワシントン州に所有する施設を拠点とするビジネスインキュベーション事業に関して、このたび業務提携を行うことに合意しましたのでお知らせいたします。
1. 業務提携の目的
SBIグループは、様々な業態にわたる多くのグループ外企業と提携し、Win-Winな関係を具現化する「オープン・アライアンス戦略」を推進しています。オープン・アライアンスを通じて、お客様からの様々な需要に応えるべく、一社単独では成し得ない、総合的なサービスを提供できる体制を、多様なパートナーと協同し構築しています。SBIグループの投資事業における中核的企業であるSBIインベストメントにおいても、年間2,000社以上のソーシング実績と300社以上のファンド投資家との強固なネットワークを有するとともに、累計1,000億円以上の国内最大のコーポレートベンチャーキャピタル（CVC）を運営しています。
SNBLグループは、医薬品開発に必要な非臨床試験および臨床試験を製薬企業等から受託するCRO（医薬品開発業務受託機関）事業を主力事業としています。非臨床事業は業界では国内最大手であり、海外では実験用NHPを用いた数多くの試験実績から第2グループの一角を占めています。また、米国ナスダックに上場したWave Life Sciences社やSatsuma社の設立など、バイオスタートアップのインキュベーションを長く推進するとともに、非臨床試験受託を中心とした事業シナジーを獲得しながら、創薬エコシステムに大きな貢献をしてきました。
SBIグループは、成長市場であるアジアの新興国を中心に 26カ国・地域に海外拠点を設立し、グローバルな事業展開を推進しています。アジア地域を中心とした潜在成長力の高い新興諸国では、各国のパートナー企業とともに投資体制を構築し、各国の経済発展の状況に応じた産業発展を支援するとともに、新たな産業育成・振興への貢献を目指してきました。近年では、現地有力パートナーとの提携を通じてアフリカ、中東における事業拡大を推進しています。また米国においても、シリコンバレーを拠点としてファンド組成・運営の経験を蓄積しており、更にその豊富な資金力を活かして、米国での投資活動の拡充を計画していました。
SNBLグループは、SNBL USA（米国ワシントン州エベレット市）が保有する施設を本拠地とし、SNBLグループが長年にわたりCRO事業およびトランスレーショナルリサーチ（TR）事業を通じて築き上げてきた日米のアカデミア・投資家・プロフェッショナルカンパニー等とのネットワークを活用し、研究・人材育成・ビジネスインキュベーション・情報発信を行うためのSNBL Global Gateway (SGG)の開設を計画していました。
こうした中、SBIグループとSNBLグループは、両社の経験と強みを活かして現地投資家とのネットワークを拡充し、既存投資先の米国進出サポート強化、新規投資先の発掘や開拓を行い、現地インナーサークルから新たな投資機会の獲得を目指し、米国でのインキュベーション事業及びファンド事業を共同で運営することで基本合意いたしました。
2. 業務提携の内容
SNBLグループが米国に所有するインキュベーション施設を運営する会社を、SBIグループとSNBLグループで共同設立・運営いたします。インキュベーション施設の運営については、日米の権威ある複数のアカデミアと提携し、共同研究から社会実装するための大学発ベンチャーの創出を図ると共に、主に米国市場に進出する日系スタートアップ企業ならびに日本市場に進出する米系スタートアップの支援を行っていくことにより、新たな事業機会の創出とその成長発展を支援してまいります。
また、米国における両グループによるファンドの共同設立についても基本合意を締結しており、北米のアーリーステージに特化したファンドを組成し、スタートアップへの資金面での支援と同時に、バイオ・創薬の世界的な中心である米国でインキュベーション機能を同時に有する特徴あるファンド組成を目指します。
3. 両社の概要
| 名称 | SBIホールディングス株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区六本木一丁目６番１号 |
| 代表者の役職・氏名 | 代表取締役会長兼社長 北尾 吉孝 |
| 事業内容 | 株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等 |
| 資本金 | 180,400百万円（2024年3月31日現在） |
| 設立年月日 | 1999年7月8日 |
| 名称 | 株式会社新日本科学 |
| 所在地 | 鹿児島県鹿児島市宮之浦町2438 |
| 代表者の役職・氏名 | 代表取締役会長兼社長 永田 良一 |
| 事業内容 | 医薬品開発受託（CRO）事業、トランスレーショナルリサーチ（TR）事業、メディポリス事業 |
| 資本金 | 9,679百万円（2023年12月31日現在） |
| 設立年月日 | 1973年5月18日 |
4. 業績への影響
本件におけるSBIホールディングスおよびSNBLの連結業績への影響は軽微であると見込んでおりますが、中長期的に両社の業績および企業価値の向上に資するものであると考えております。
【米国ビジネスインキュベーションとファンドのシナジーについて】
以上
2024年7月31日
SBI控股股票型公司
株式會社新日本科學
SBI控股有限公司（總部位於東京都港區，董事長兼首席執行官：北尾吉孝，以下簡稱“SBI控股”，包括其所屬的子公司在內統稱爲“SBI集團”）與新日本科學株式會社（總部位於鹿兒島縣鹿兒島市，董事長兼首席執行官：永田良一，以下簡稱“SNBL”，包括其所屬的子公司在內統稱爲“SNBL集團”）近期已達成協議，將聯手合作美國華盛頓州具有創業基地特性的業務孵化事業。現將此事宣佈給您。
1.合作目的
SBI集團推行“開放聯盟戰略”，即與不同業態不同企業達成合作關係，實現共贏。通過開放聯盟，與各種夥伴一同構建體系，滿足客戶多種需求，提供全方位綜合服務。在SBI集團的主營業務——SBI投資中，SBI投資旗下的中核企業SBI Investment不僅積累了每年2,000家以上資源整合的經驗，有超過300家的基金投資者網絡，而且運營了擁有超1000億元日元規模的國內最大企業風險投資契約基金（CVC）。
SNBL集團的主要業務是接受制藥企業的臨床試驗和非臨床試驗等醫藥外包業務。其非臨床業務是國內規模最大的業務，而在海外則以廣泛的試驗室實驗室爲基礎，在實驗用NHP上進行試驗已是國際第二集團的一員。此外，SNBL集團通過推動生物創業孵化，如Wave Life Sciences公司和Satsuma公司在美國的上市，以及以非臨床試驗爲中心的業務形成業務協同，在創新生態系統中取得了很大的貢獻。
SBI集團在亞洲新興國家等成長市場建立了26個境外基地，推進全球化業務。在潛在成長力極高的新興國家以亞洲爲中心，與各國合作伙伴共同構建投資體系，支援各國根據經濟發展狀況的產業發展，力圖爲新的產業培育和振興做出貢獻。近年來，SBI集團通過與口碑有保障的當地合作伙伴合作，推進在非洲和中東地區的業務拓展。此外，在美國，SBI集團在硅谷設立基地，積累了豐富的基金制定和運營經驗，進一步計劃利用其豐富的資金實力擴大其在美國的投資活動。根據此次合作協議，SNBL集團利用分部位於美國華盛頓州Evert市的SNBL USA的設施爲總部，利用2010年成立的美國SPC SNBL USA Inc.與日美兩國學術機構、投資家和行業公司的網絡，並計劃創建SNBL Global Gateway (SGG)用於研究、人才培養、業務孵化、情報傳播等活動。
SBI集團推行的是“開放聯盟戰略”，即與不同業態不同企業達成合作關係，實現共贏。
SNBL集團的主要業務是接受制藥企業的臨床試驗和非臨床試驗等醫藥外包業務。
SBI集團在亞洲新興國家等成長市場建立了26個境外基地，推進全球化業務。
SNBL集團將利用分佈在美國華盛頓州Everett市的SNBL USA設施爲總部，利用日美兩國學術機構、投資家和專業公司等網絡，並計劃創建SNBL Global Gateway (SGG)用於研究、人才培養、業務孵化、信息發佈等活動。
因此，SBI控股和SNBL集團利用各自的經驗和優勢，拓展當地投資家的網絡，加強現有投資者的美國擴張，發現和開拓新投資方，目標是從現場的內側圈獲得新的投資機會，共同運營美國的孵化業務及基金業務。
2.合作內容
SNBL集團與SBI集團共同設立和經營擁有的孵化設施的公司，與日美多個權威的高校合作，旨在通過共同研究實現大學發起的創業項目，並支持進入美國市場的日系初創企業和進入日本市場的美系初創企業，以創造新的商業機會並促進其成長髮展。
此外，兩個集團還簽署了關於共同設立基金的基本協議，在北美市場創建面向早期創業階段的基金，並旨在同時具備孵化功能的生物醫藥基金。
3. 兩公司概要
東京都港區六本木1-6-1
代表取締役會長兼社長 北尾吉孝
股本 1804億日元（截至2024年3月31日）
成立於1999年7月8日
新日本科學株式會社
鹿兒島市宮之浦町2438
代表取締役會長兼社長 永田良一
經營醫藥品開發委託（CRO）業務、轉化醫療研究（TR）業務、醫藥城業務
股本967.9億日元（截至2023年12月31日）
成立於1973年5月18日
4.影響業績
我們預計SBI控股和SNBL的連結業績在本次交易中將受到輕微影響，但認爲此舉將有助於兩家公司業績和企業價值的長期提升。
| 名稱 | SBI控股股票型公司 |
| 位置 | 日本，東京都港區六本木一丁目6番1號 |
| 代表者的職務及姓名
： | 代表董事長兼總裁 北尾吉孝 |
| 業務內容 | 通過持有股票等企業集團的統括經營等 |
| 股本 | 1,804億元（截至2024年3月31日） |
| 成立年月日 | 1999年7月8日 |
| 名稱 | 株式會社新日本科學 |
| 位置 | 日本，鹿兒島市宮之浦町2438 |
| 代表者的職務及姓名
： | 代表董事長兼總裁 永田良一 |
| 業務內容 | 藥品開發受託（CRO）業務，轉化性研究（TR）業務，Mediopolis業務 |
| 股本 | 96.79億元（截至2023年12月31日） |
| 成立年月日 | 1973年5月18日 |
4. 對業績的影響
雖然我們預計SBI控股和SNBL的連結業績在此事項中受到的影響不大，但我們認爲它有助於兩家公司業績和企業價值的長期提升。
關於美國商業孵化和基金的協同效應
以上。
