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更新-【指標速報】米7月生産者物価指数(PPI)、コアともに予想下回る サービス価格が今年初の下落

Moomoo News ·  Aug 13 08:32

7月生産者物価指数(PPI)と同コア指数がともに市場予想を下回る結果となり、インフレ圧力の継続的な緩和を浮き彫りにした。サービス価格が今年に入って初めて下落した。予想を下回ったデータを受け、株式指数先物は火曜日に急上昇している。

米労働省が発表する7月の生産者物価指数(PPI)は、前月比0.1%増市場予想の0.2%増を下回り、前期が0.2%増。前年比2.2%増市場予想の2.3%を下回り、前期2.6%から2.7%に上方修正。インフレ圧力の継続的な緩和を浮き彫りにした。

最終需要財価格が0.6%上昇し、2月以来の大幅上昇となったにもかかわらず(ガソリンの2.8%増を含むエネルギー価格の1.9%増が主因となった)、7月の生産者物価指数は比較的穏やかだった。これと対照的に、サービス業0.2%の下落となり、2023年3月以来最大の下落となった。貿易サービス価格1.3%下落し、機械・車両卸売業のマージンは4.1%減少した。ポートフォリオ管理は2.3%増加し、サービス価格下落の一部を相殺した。

食品とエネルギーを除いた7月のコア生産者物価指数(コアPPI)は、前月比横ばい市場予想の0.2%増を下回り、4ヶ月ぶりの低水準。前期が0.4%増から0.3%増に下方修正。前年比2.4%増市場予想の2.7%を下回り、前期3.0%。

これを受けて株式市場先物は上昇し、国債利回りは低下している。米ドル指数は一時103.008まで急落。ドル円は146円台まで一時下落している。

PPIは、商品やサービスの製造業者や供給業者の観点からインフレの先行指標と見なされる。これに対応するのが水曜日に発表される消費者物価指数(CPI)で、消費者が市場で実際に支払う価格を測定する。アナリストは、ヘッドラインCPI、コアCPIともに前月比0.2%の上昇を予想している。

一方、米国の中小企業楽観指数は7月に2年ぶりの高水準に上昇し、景気や 売上見通しに対する楽観的な見方が増えた。 全米独立企業連盟(NFIB)の中小企業楽観度指数は2.2ポイント上昇の93.7となり、4ヵ月連続で上昇した。

米国内製造業者の販売品目(約1万品目)について、価格を測定した指数(1982年=100)。指数の変化(前月比・前年比)の形で報じられることが多い。生産過程における3段階(原材料、中間財、完成財)についてそれぞれ測定しているが、一般的には完成財の数値が注目される。月ごとの変動の激しい食品とエネルギー関連を除いたコア部分の数字も発表され、基礎的なインフレを把握するために活用される。消費者物価指数(CPI)に比べると注目度がやや低いが、CPIよりも早く出ることが多いため、先行指標とて活用されることがある。

moomooニュース ー Sherry
この記事は一部に自動翻訳を利用しています

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