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日本郵船グループ運航ばら積み船で初のメタノール二元燃料船を定期傭船

日本郵船 ·  08/18 11:00

日本郵船株式会社
NYKバルク・プロジェクト株式会社


日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクト株式会社は8月1日、神原汽船株式会社(広島県福山市)からメタノール二元燃料ばら積み船を定期傭船する契約について同社と基本合意を締結しました。本船は2025年春に竣工予定で、常石造船株式会社常石工場(広島県福山市)で建造中です。日本郵船グループ運航のばら積み船としては初のメタノール二元燃料船です。
本船はメタノールと重油の両方を燃料として使用できる二元燃料主機を搭載してます。主な使用燃料はバイオメタノールや、再生可能エネルギー由来の水素と回収された二酸化炭素を利用して生成されるeメタノールを想定しています。これら低炭素メタノールを燃料として使用することで、温室効果ガス(GHG)の大幅な排出量低減(注)を目指します。
また、本船は穀物や鉱石をはじめとする多様な貨物の輸送ニーズを満たす汎用船型で、ウルトラマックス船型として最大級の積載性能を誇ります。
日本郵船グループは低炭素メタノールを含めた幅広い低・脱炭素燃料の利用を通して、運航船舶の脱炭素化の推進とクリーンな輸送の実現を目指します。
(注)燃料の製造から消費までのライフサイクルにおけるネット排出量としての大幅な低減

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メタノール二元燃料ばら積み船 概要
全長: 200m
全幅: 32.25m
深さ: 19.15m
載貨重量トン数:65,700MT
貨物艙容量:81,500㎥
喫水:13.8m


会社概要
神原汽船株式会社
代表取締役社長: 神原 宏達
本社:広島県福山市
URL:
常石造船株式会社
代表取締役社長: 奥村 幸生
本社:広島県福山市
URL:

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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