23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすい
■決算発表なし
■前場の注目材料:デンソー、愛知に新工場、700億円投資、ECU基板を増産
■為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすい
23日の日本株市場は、重要イベントを前にこう着感が強まりそうだ。ただし、イベント通過後を睨んだ、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。22日の米国市場は、NYダウが177ドル安、ナスダックは299ポイント安だった。週次失業保険申請件数でサプライズなく、労働市場の急速な悪化への警戒感が後退し買われる場面もみられた。ただし、米中古住宅販売件数が予想を上回ったことで米長期金利上昇し、ハイテク中心に売りに転じた。その後も、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、持ち高調整の動きが優勢だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の38050円。円相場は1ドル146円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まりそうだ。米国ではパウエルFRB議長の講演を前に、持ち高調整の動きとなった。ただし、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げが確実視されており、下値の堅さは意識されていた。日経225先物はナイトセッションで一時38650円まで買われ、同水準に位置する75日線を捉えた後に軟化し、一時節目の38000円を下回る場面もみられたが、終値では38000円をキープしている。
東京市場においてもパウエルFRB議長の講演待ちの流れから積極的な売買は手控えられやすい。また、国内では日本銀行の植田総裁が、衆参両院の閉会中審査で発言する。午前は衆院財務金融委員会、午後は参院財政金融委員会において答弁が行われることから、発言内容を受けた為替市場の動向を意識した相場展開になりそうだ。
出来高の膨らみにくい需給のなか、為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすいだろう。ただし、日銀総裁は利上げを進めて行く姿勢を示すとみられているが、8月の急落の一因となったとされるタカ派的な発言のトーンは下げてくる可能性がある。円相場は1ドル=146円台とやや円安に振れていることもあり、リバランスの動きが入りやすいだろう。
物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心になりそうだが、円高一服となれば輸出関連を買い戻す動きが入りやすいと考えられる。また、来週にはエヌビディアの決算発表が予定されていることもあり、半導体株の押し目買い意欲も強そうだ。
■決算発表なし
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38211.01、+259.21)
・1ドル=146.20-30円
・米原油先物は上昇(73.01、+1.08)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・デンソー<6902>愛知に新工場、700億円投資、ECU基板を増産
・JFEHD<5411>JFEスチール、日鉄と豪炭鉱一部権益を1620億円で取得
・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀行が追加出資、印デジタル金融に490億円
・椿本チエイン<6371>グループのネクサウェア、物流倉庫業務を効率化、データ分析サービス
・デンソー<6902>電動化シフト、CASEに開発資源投入
・トヨタ自<7203>「ヤリスクロス」など生産再開、来月2日
・日本航空<9201>豊田通商などと新千歳でバイオ燃料供給、空港作業用車向け
・JT<2914>米たばこ大手を3780億円で買収
・森六HD<4249>森六テクノロジー、米設備刷新、車樹脂部品の収益性向上
・サンコール<5985>奈良正氏、日米でバスバー生産5倍
・ホンダ<7267>「N-BOX」新グレード、ホームページで公開
・オートバックス<9832>スマホで車両盗難防止、アプリからエンジン制御
・スズキ<7269>鮎川堅一副社長「シェア50%狙う」
・ミネベアミツミ<6479>ドローンアンテナ参入、高精度に位置測定
・NEC<6701>金融のAI活用例検証、地銀など10社と共同
・NTT<9432>NTT西日本、通信トンネル「とう道」公開
・大阪ガス<9532>パナソニックと戸建てのEV充電器など制御、エネ最適化へ実証開始
・クラボウ<3106>西垣伸二氏、熊本に新棟、シナジー創出
・アキレス<5142>内幕、素早く交換・廃棄、医療用テント向け投入
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.7%、6月:+2.6%)
・09:30 植田日銀総裁らが国会閉会中審査出席(衆院財務金融委員会)
<海外>
・特になし
在23日上午交易中,以下3个方面值得注意。
受短期汇率市场波动影响的短期交易易受影响
■暂无财报公布
上场关注点:丹佐、将在爱知设立新工厂、投资700亿日元、增产ECU电路板
受短期汇率市场波动影响的短期交易易受影响
23日的日本股市在重要事件前进入僵持状态,但在预测事件过后,可以看到反弹等待的买盘意愿较为强烈。22日的美国市场,道琼斯指数下跌177点,纳斯达克下跌299点。周失业保险申请数量没有出现令人意外的情况,劳动市场的快速恶化的警惕感有所下降,市场也出现了一些买盘。然而,美国二手住宅销售数量超过预期,导致美国长期利率上升,高科技股开始卖出。此后,受美联储主席鲍威尔的讲话影响,市场出现持仓调整的动向。芝加哥日经225期货结算价比大阪下跌180日元,为38050日元。日元汇率维持在1美元兑换146.20日元左右。
受芝加哥期货的影响,市场可能以稍微偏向卖盘的态势开始。在美国,受制于鲍威尔美联储主席的讲话即将开始,市场出现了持仓调整的动向。然而,9月份的美联储公开市场委员会(FOMC)降息几乎可以确定,因此下跌风险受到关注。日经225期货在夜间交易中一度上涨至38650日元,接近75日均线,随后回落,一度跌破关键的38000日元,但收盘价仍然维持在38000日元以上。
在东京市场,由于等待鲍威尔美联储主席的讲话,积极的交易可能会被克制。此外,在国内,日本银行行长植田宣被期待在两院闭会期间的审议中发表讲话。上午将在众议院财务金融委员会举行答辩,下午将在参议院财政金融委员会进行答辩,预计市场将关注讲话内容对汇率市场的影响。
在成交量膨胀不明显的供需中,股市很容易受到汇市走势的短期交易影响。然而,虽然日本央行行长被认为将继续推进加息政策,但导致8月急跌的鹰派言论的基调可能会有所缓和。由于日元兑美元在1美元=146日元左右并略有贬值,这也将使得重新配置更加容易进行。
作为热门搜索关键词,主要以指数相关交易为主导,但如果日元升值稍作停顿,预计将有购买出口相关股票的动向。此外,由于英伟达下周将公布财报,所以对半导体股的低位买入意愿也较强。
■暂无财报公布
前期注意事项
・日经平均指数上涨(38211.01、+259.21)
・1美元=146.20-30日元
・美国原油期货上涨(73.01、+1.08)
・美国通胀降温预期
・活跃的股票回购
・东证提出企业价值提升要求
・电装<6902>在爱知新建工厂,投资700亿日元,增加ECU基板产量
・JFEHD<5411>以1620亿日元收购JFE Steel和澳大利亚煤矿部分权益
・三菱UFJ<8306>三菱UFJ银行额外投资49亿日元于印度数字金融领域
・Tsubame Chaining<6371>集团旗下的Nexawea通过数据分析服务提高物流仓库业务效率
・电装<6902>将投入开发资源推动电动化转型,积极应对CASE
・丰田自动<7203>将于下月2日恢复生产,包括Yaris Cross在内的车型
・日本航空<9201>与丰田通商等在新千岁供应生物燃料,供应机场作业车
・JT<2914>以3780亿日元收购美国烟草巨头
・森六HD<4249>森六科技,更新设备,提高汽车树脂部件的盈利能力
・三光<5985>奈良正先生,日美合作将巴士母线生产增加5倍
・本田<7267>“N-BOX”新车型,在公司网站上发布
・オートバックス<9832>使用智能手机防止车辆盗窃,通过应用程序控制发动机
・铃木<7269>副社长鲇川堅一“争取市场份额达到50%”
・峰贝亚三共<6479>进军无人机天线领域,实现高精度定位
・NEC<6701>与10家银行等共同进行金融AI应用案例验证
・NTT<9432>NTT西日本公开通信隧道“とう道”
・大阪瓦斯<9532>与松下电器展开对独立住宅的充电器控制和能源优化实证
・Kurabo<3106>新营地在熊本,创造协同效应
・Achilles<5142>将内部事项迅速更换和废弃,用于医疗帐篷
上午事件日程表:
<国内>
・没有特别的事情
・08:30 7月全国消费者物价指数(不包括生鲜食品)(年比预期:+2.7%,6月:+2.6%)
・09:30 植田日银总裁等出席国会闭会中审查(众院财务金融委员会)
<境外>
・暂无特别说明