半導体大手の $エヌビディア (NVDA.US)$ は、2025年期第2四半期決算を発表した。
●調整後EPS(1株当たり純利益)は前年同期比152%増の0.68ドル、予想の0.65ドルを上回る。
●売上高は前年同期比122%増の300.40億ドル、予想の288.57億ドルを上回る。
●純利益は前年同期比168%増の165.99億ドル。
●第三四半期の売上高ガイダンスは、325億ドル(±2%)。
●500億ドルの追加自社株買いプログラムを承認。
●第2四半期の粗利益率は、Blackwell材料の在庫引当金によりマイナスの影響を受け、今後も影響を受ける可能性がある。
エヌビディアは、待望の次世代Blackwellチップの生産上のハードルの解決に取り組んでいると述べた。エヌビディアのBlackwellデザインに問題があるとの懸念があったが、同社は生産上の問題を認め、生産量を増やすために修正を行っていると言及した。一方、同社はBlackwellの製品が第4四半期に「数十億ドル」の収益をもたらすと予想。
CEOのJen-Hsun Huang氏は決算説明会で、「Blackwell の機能面における改良は必要ない」、「第4四半期にブラックウェルの量産および出荷を開始する予定」と述べた。
同社のCFOは、「エヌビディアのソフトウェア、SaaS、サポート・サービスによる収益は、2025年度末までに年換算で20億ドル規模に達する見込む」、「通年の粗利益率は70%~80%台半ばと予想」と指摘した。
メタやその他ハイテク企業が今期の設備投資予算を増やしている。アナリストは、現在必要とされている以上のインフラを整え、バブルにつながるのではないかと懸念が高まる。これに対し、エヌビディアのCEOであるJen-Hsun Huang氏は、これはまだテクノロジーと経済における新時代の始まりに過ぎないと強調している。
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出所:Bloomberg、エヌビディアIR
ーmoomooニュースCitron