29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に
■不二電機、2Q上方修正 営業利益 2.19億円←1.41億円
■前場の注目材料:第一工薬製薬、光で化学品合成、滋賀で実証
■売り一巡後の底堅さを見極める相場展開に
29日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。28日の米国市場は、NYダウが159ドル安、ナスダックは198ポイント安だった。エヌビディアの決算発表を控えた持ち高調整の売りが優勢となった。ディフェンシブ株の一角が買われ、NYダウは一時上昇に転じる場面もみられたが、ハイテク株への売りが重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円安の38140円。円相場は1ドル144円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行することになりそうだ。また、エヌビディアは取引終了後に決算を発表。売上高見通しは予想を上回ったが、時間外取引では一時8%ほど下げる場面もみられており、これを受けた29日の米国市場の下げが見込まれるなか、朝方は売りが強まる展開になりそうだ。ただし、エヌビディアの決算に対する期待感よりは慎重姿勢の方が強かった。東証プライムの売買高は8月21日から連日13億株台での推移が続いており、積極的な売買は手控えられていた。
そのため、先物主導で短期的な売り仕掛けの動きはありそうだが、下押す局面においてはアク抜けを狙った押し目待ち狙いの買いが意識されてくる可能性はあるだろう。また、米国市場の動向を見極めたいとするムードのなか、積極的に売りを仕掛けてくる動きも限られると考えられるため、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目買いで対応したいところである。
物色としては、ハイテク株は避けられそうであるが、東エレク<8035>などは足もとで低迷が続いていたこともあり、アク抜けが意識される可能性はある。また、米国同様、ディフェンシブ株の一角には買いが入りやすいだろう。そのほか、日経平均が38000円を割り込んでの不安定な値動きになるようだと、個人主体の資金は中小型株での短期的な値幅取り狙いのトレードに向かいそうである。
また、グローベックスの米株先物を睨んだ相場展開になりやすいため、ナスダック100先物辺りが下げ渋りをみせてくるようだと、押し目待ち狙いの買いが強まりやすいと考えられる。
■不二電機、2Q上方修正 営業利益 2.19億円←1.41億円
不二電機<6654>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は18.84億円から19.90億円、営業利益を1.41億円から2.19億円に上方修正した。売上高については、コロナ禍の終息による製品需要の回復や、海外地政学リスクの影響により入手難となっていた電子部品を確保したことから、電子応用機器の一部で売上高が増加。利益面では売上高の増加に加え、一部の経費の発生が第3四半期以降に遅れる見込みとなったため。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38371.76、+83.14)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・第一工薬製薬<4461>光で化学品合成、滋賀で実証
・リズム<7769>米時計販社を解散、構造改革を推進
・キリンHD<2503>ファンケルへのTOB期間延長
・TPR<6463>首都圏に開発拠点、100人規模でEV部品など新領域拡大9
・SUBARU<7270>試験場にローカル5G設備、国内車メーカー初
・東光高岳<6617>パーク24などと、時間貸し駐車場のEV充電実証、来月川崎で
・デンソー<6902>水素生成装置の構成部品製造、英社と契約
・コマツ<6301>混合燃料超大型ダンプ、ブラジル社と協業、後付けエンジン開発
・チノー<6850>校正温度範囲を拡大、高放射率黒体炉改良機
・三菱重工<7011>サウジでコージェネ向けガスタービン受注
・トプコン<7732>仏新興と提携、眼科向け遠隔診療高度化
・日立<6501>スマートビル深耕、中小規模・海外向け開発
・富士通<6702>数万量子ビットで量子優位性、阪大と実現にめど
・ローム<6963>中国EVにパワー半導体モジュール供給
・リコー<7752>対話深める空間演出、次世代会議室実証
・三菱電機<6503>振動発電素子、IoT機器の電源利用
・栗本鐵工所<5602>竹中工務店などと、環境配慮型コンクリ開発、骨材を回収・再利用
・日本軽金属HD<5703>金属と樹脂の接合技術使ったリチウムイオン電池用端子部開発
・住友化学<4005>東大と、強相関電子材料利用の環境型デバイス開発加速
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
在29日的上午交易中,我们应注意以下三个要点。
关注底部反弹过后市场的稳定性。
■不二电机,2Q上方修正,营业利润21,900万日元←14,100万日元
■上午关注的材料:第一工药制药,光合成化学物质,在滋贺进行验证
关注底部反弹过后市场的稳定性。
29日的日本股市预计将是一个判断空头市场稳固性的交易展开。28日美国市场纳斯达克指数下跌198点,道琼斯指数下跌159点。英伟达的财报发布前的卖出压力主导了持股调整。防御性股票有部分受到买入,道琼斯指数一度出现上升,但卖压加重。芝加哥日经225期货收盘价为38140日元,比大阪期货下跌230日元。美元兑日元汇率在144.30日元左右浮动。
预计将以卖压为主,从对冲到芝加哥期货中来。此外,英伟达将在交易结束后公布财报。预测的营业收入超出了预期,但在盘后交易中一度下跌约8%,因此预计29日美国市场将出现下跌走势,在早盘时卖压可能加强。然而,对英伟达财报的期望并不强烈,更多的是谨慎态度。东证主板交易量自8月21日以来一直保持在每天13亿股以上,积极交易被克制。
因此,短期内可能会有期货主导的卖压行动,但在下跌阶段,可能会有寻求止跌机会的买入行为。此外,在观望美国市场走势的心态下,预计卖压的主动性也会受到限制,因此在判断空头市场稳固性的同时,希望能够通过回档买入来应对。
作为选股策略,高科技股可能避而不购,不过对于东芝公司等股票,考虑到目前低迷的情况,可能会有寻求止跌机会的行为。此外,和美国市场一样,防御性股票有可能受到买方青睐。此外,如果日经平均指数跌破38000日元并保持不稳定的走势,个人投资资金可能会流向澳洲中小股,寻求短期波动幅度的交易。
此外,将以对冲盈估的全球市场美国股票期货展开为导向,如果纳斯达克100指数期货呈现回落缓和的走势,预计会增强回档买入的力度。
■不二电机,2Q上方修正,营业利润21,900万日元←14,100万日元
不二电机<6654>宣布修正第二季度业绩预测。营业收入从18.84亿日元上调至19.90亿日元,营业利润从1.41亿日元上调至2.19亿日元。在売上高方面,由于疫情的结束导致产品需求的恢复,以及境外地政风险的影响导致难以获得的电子元器件得以确保,从而导致电子应用设备的一部分收入增加。在利润方面,除了营业收入的增加外,由于部分费用的发生预计会延迟至第三季度以后。
前期注意事项
・日经平均上涨(38371.76,+83.14)
・美国通胀降温预期
・活跃的股票回购
・东证提出企业价值提升要求
・第一工药制药<4461>在滋贺县进行化学品合成的光照实证
・リズム<7769>解散美国钟表销售公司,推进结构改革
・麒麟HD<2503>延长对Fancl的收购期限
・TPR<6463>在首都圈设立开发基地,扩大新领域如电动车元件等,规模约为100人
・斯巴鲁<7270>在试验场安装本地化5G设备,成为国内汽车制造商首家
・东光高岳<6617>与Park24等公司进行时间租赁停车场的电动车充电实证,在下个月川崎进行
・电装<6902>生产水素生成装置的构成部件,与英国公司签约
・小松<6301>混合燃料超大型卡车,与巴西公司合作,后装发动机开发
・中央<6850>校正温度范围扩大,高辐射率黑体炉改良机
・三菱重工<7011>在沙特获得热电联产用燃气轮机订单
・拓普康<7732>与法国新兴公司合作,提升眼科远程诊疗水平
・日立<6501>深耕智能大楼,为中小规模和境外市场开发
・富士通<6702>实现万量子比特量子优势,与阪大达成前景
・罗姆<6963>向中国电动汽车供应功率半导体模块
・理光<7752>深化空间体验,验证下一代会议室
・三菱电机<6503>振动发电器件、物联网设备的电源利用
・栗本铁工所<5602>与竹中工务店等合作,开发环保型混凝土,回收和再利用骨料
・日本轻金属HD<5703>利用金属和树脂的连接技术开发锂离子电池用端子部
・住友化学<4005>与东大合作,加速开发利用强相关电子材料的环保型器件
上午事件日程表:
<国内>
・没有特别的事情
・暂无特别说明
<境外>
・暂无特别说明