米労働省が12日発表した8月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇、市場予想の0.1%上昇を上回る。前期は0.1%上昇。
前年比は1.7%上昇、市場予想の1.8%上昇を下回る。前期は2.1%上昇。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPPIは前月比0.3%上昇、一方、前期は0.3%の下落。前年比は2.4%上昇、前期は2.3%上昇。
8月のPPIインフレを牽引したのはサービス価格で、前月比0.4%上昇、特にホテル価格が大幅に上昇。
一方、エコノミストの感心がある8月の航空旅客サービス価格は0.8%下落し、医療、介護、その他のヘルスケア関連項目はほぼ横ばい。証券ブローカー、ディーリング、投資アドバイス、および関連サービスのサブインデックスは0.4%上昇。
FedWatchによると、足元9月のFOMCで25bpの利下げを実施する可能性は85%とみている。
金利先物市場では、年内100bp及びこれ以上の利下げを実施する可能性は80%を超える。
‐moomooニュースCitron