以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年10月7日10時に執筆
石破政権が発足して、政策の大まかな方針が明らかになってきました。所信表明演説の内容を聞いて、早速マーケットが動き始めているようですねぇ。期待と不安が入り混じった不安定な相場が続くかもしれませんな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
10月4日の所信表明演説を聞いてあたくしが気になった点を簡単にまとめてみますと、自衛隊の処遇を含む国防や防災庁設置に関する事から、経済政策は物価上昇を上回る賃上げとの発言がありました。GXを含むエネルギー政策や農業も気になるテーマです。
全体の総括と致しましては、やはり一部メディアにも指摘されている通り、具体性に欠けるパッとしない所信表明演説という印象。石破首相の弱点と言われる経済分野は抽象的な目標は掲げられていたものの、具体的にどう行動していくかまでの言及はありませんでした。就任直後に株価が大暴落した影響なのか、就任前に掲げていた利上げ増税路線からは少し距離を取っているようにも思えます。
円高へ向かうと思われていたドル円の為替も、10月に入ってからは急速に円安方向へ振れました。為替市場も株式市場も動揺している事は確かでしょう。先が読めない不確実性が高まる相場としても、何かが起こればすぐに逃げ出せるよう備えているリスクオフのムードが見て取れますな。
石破首相のポリシーがかなり就任前とブレている事や解散総選挙が控えている事、さらには米大統領選挙や中東の地政学リスクまで考えると、複合的に材料が絡み合っている状況です。今はトレンドに逆らわず、素直に石破首相の関連銘柄に習うのも選択かもしれません。
ヨウ素生産で大手の伊勢化学工業<4107>は、直近でじわじわと下値を切り上げているようです。石破首相の所信表明演説でもGXを推進するとの内容が盛り込まれていましたな。ペロブスカイト太陽電池の素材にはヨウ素が使われ、同社に期待があるようです。
防衛関連として物色されている日本製鋼所<5631>は、直近で年初来高値を更新しました。10月に入り中東情勢の緊張が高まっている事でも思惑があるようです。トランプ氏が大統領に再任すれば、さらに物色される可能性があるか…。業績も堅調で、配当も増配傾向で好感されております。
船舶・航空計器大手の東京計器<7721>も防衛関連として物色が入っているようですねぇ。9月25日に発表した新型超音波流量計「液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計UC-1」は、配管工事などが不要の「完全工事レス」でエネルギーの見える化を実現できるとの事。防衛関連以外でも脱炭素などのエネルギー関連でも思惑があるか。
半導体シリコンウエハーや爆薬やロケット推進薬を手掛けるカーリットHD<4275>は、磁気光学材料分野への参入が好材料視されている模様。イットリウム鉄ガーネット単結晶を同社傘下のシリコンテクノロジーが安定生産できる技術を確立しました。PBR1倍割れで、業績も堅調に推移しております。
業績が黒字転換している日本国土開発<1887>は、底を打って切り返すと25日線・75日線を上抜きました。PBRは1倍割れでの割安で、自社株買いにも積極的な様子です。土木工事が主力の同社は、防災庁関連として思惑があるか。10月15日の決算後も注視です。
最後も防災庁関連から日本基礎技術<1914>をチェックして参ります。地盤改良や地すべり対策工事に強みを持つ同社は、業績も拡大傾向です。地震や豪雨などの対策を石破政権が進めるのであれば、需要拡大する可能性もあると見ております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
下面是由富途社區記者個人投資者「有限亭玉介」先生(博客:賺錢的股票信息「貓先生的股票沒有天花板」)撰寫的評論。 富途積極與個人信息發佈方合作,努力向投資者傳遞更多樣化的信息。
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※2024年10月7日10點撰寫
石破政權成立後,政策大致方向已逐漸明朗化。聽完施政演說內容後,市場似乎立刻開始活躍起來。可能會持續期待和不安交織的不穩定市場。
再次表示,我是有限亭玉介,撰寫了博客「賺錢的股票信息『貓先生的股票沒有天花板』」
聽完10月4日的施政演說後,我簡單總結了一些引起我關注的問題,包括有關自衛隊待遇、國防以及防災機構設立的事項,經濟政策中提到了超過物價上漲的加薪措施。包括關於GX、能源政策和農業在內的主題也令人關注。
總的來說,正如部分媒體所指出的那樣,這次施政演說缺乏具體性,給人未見亮點的印象。被認爲是石破首相弱點的經濟領域雖然提出了抽象的目標,但並未涉及具體的行動方向。是否受到就任初期股價暴跌的影響,或是有些偏離了之前提出的加息增稅路線,這一點也讓人有所猜測。
原本預期會走向強勢日圓的美元/日圓匯率,在10月份卻急轉向日圓貶值方向。匯市和股市都在動盪不安中。市場面臨越來越難以預測的不確定性,同時也能感受到逃避風險的避險情緒。
石破首相的政策與上任前相比相當搖擺不定,解散大選在即,再加上美國總統選舉和中東地緣政治風險等因素的考慮,這是一個複雜情況下交織着各種材料。現在不去違背趨勢,誠實地跟隨石破首相相關股票可能也是一種選擇。
在碘生產領域,大手公司伊勢化學工業<4107>最近似乎在逐漸上漲下限。石破首相在施政演講中也包含了帶動GX的內容。鈣鈦礦太陽能電池的材料中使用了碘,市場對該公司寄予了期待。
作爲防衛相關領域的獵物,日本製鋼所<5631>最近創下了年內最高價。進入10月後,中東局勢緊張也是投機猜測之一。如果特朗普連任總統,可能會進一步成爲市場熱點…。業績表現強勁,分紅也有增加的傾向,受到市場青睞。
船舶航空儀器業巨頭東京計器<7721>也受到防衛相關領域的關注呢。9月25日公佈的新型超聲波流量計「液體用電池驅動式夾持式超聲波流量計UC-1」可實現「完全無需管道施工」的能源可視化。除防衛相關外,市場也在關注脫碳等能源相關投機。
從半導體硅晶片,爆炸物到火箭推進劑,卡利特HD<4275>着眼於進軍磁光學材料領域備受關注。其旗下的硅技術已經確立了生產釔鐵石榴石單晶的穩定技術。市淨率低於1倍,業績也在良好趨勢。
盈利轉爲盈利的日本國土開發<1887>,觸底反彈並突破了25日線和75日線。市淨率低於1倍,公司也積極進行股票回購。土木工程是其主要業務,作爲防災局相關猜測或許存在。10月15日的業績後繼續關注。
最後,從防災局相關角度來看,看看日本基礎技術<1914>。在地基改良和防滑工程方面擁有優勢的該公司業績也在擴大。由於石破政權正在推進地震和暴雨等應對措施,若需要擴大,公司也有增長潛力。
好的,雖然話有些長,但在我的博客中,我介紹了這些「當前強勢的個股和概念板塊」。如果您有空的話,請來看看吧。 我和我親愛的貓兒子「Ar」將等待您的光臨。
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撰稿人:有限亭玉介
博客名:貓老闆的股票沒有接近頂端的概念