ネクスグループ<6634>は11日、連結子会社であるネクスの製品の「経済安全保障」と「日本品質」に関する取り組みについて発表した。
同社が提供している製品は、コスト面などから海外ODMを利用することが多いことから、企業向けの製品が多いためエンドユーザーがグローバル企業となることが多く、安全保障上のリスクがないかの点検が重要である。
よって、現在販売中のすべての製品において、2019年度米国国防権限法第889条による中国企業5社の通信・監視関連の機器、システム又はサービスを対象とする措置について、引き続き本事項に抵触することのないよう管理の強化をするとともに、40年にわたる通信機器メーカーとしての経験と実績を活かし、海外ODMにおいても変わらぬ日本品質への取り組みにより、信頼性の高い企業向けの製品の供給を行っていく。
今後も引き続き米国の動向に注視しながら、製造委託先の継続的な管理・監督とともに、信頼できる新規製造委託先の開拓を進め、国内メーカーとして市場のニーズに対応した製品群のさらなる拡充に取り組み、5G、エッジAI機器、モバイルコンピューティングやM2M/IoT分野における事業ドメインの拡大を図っていくとしている。
Nex Group<6634>于11日宣布了关于旗下子公司Nex产品"经济安全保障"和"日本品质"的举措。
由于该公司提供的产品在成本方面等原因经常利用境外ODM,因此多数产品面向企业,因此提供给企业的产品往往使最终用户成为跨国公司,因此重要的是检查安全保障方面的风险是否存在。
因此,为了避免触犯2019年美国国防授权法第889条对5家中国企业通信与监视相关设备、系统或服务的措施,目前销售的所有产品均会在管理方面加强,利用长达40年的通信设备制造经验和业绩,继续致力于海外ODM,坚持提供符合日本品质标准的企业产品,确保可靠性。
未来将继续关注美国的动态,同时进行持续管理和监督制造委托方,积极开拓可信赖的新制造委托方,致力于扩大符合市场需求的产品系列,拓展5G、边缘AI设备、移动计算、M2M/物联网领域的业务范围。