share_log

東証グロ-ス市場250指数は5日ぶりに反落、足元の上昇に対する反動も影響

Fisco ·  11/01 03:37

東証グロース市場指数 794.83 -12.24 /出来高1億8083万株/売買代金1045億円

東証グロース市場250指数 619.96 -10.32 /出来高7953万株/売買代金789億円

本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに5日ぶりに反落。値上がり銘柄数は125、値下り銘柄数は426、変わらずは32。

10月31日の米国株式市場は続落。ダウ平均は378.08ドル安の41763.46ドル、ナスダックは512.78ポイント安の18095.15で取引を終了した。コアPCE価格指数が予想を上回り、寄り付き後、下落。月末で雇用統計を控え調整売りに続落した。ソフトウエア会社のマイクロソフトやソーシャルメディアのフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズの下落が重しとなり、ナスダックは下げを加速。終盤にかけて、イランが対イスラエルの大規模報復攻撃を準備しているとの報道で中東情勢悪化懸念も売り材料となり終了。

プライム市場同様、米国株安を受けて、グロース市場も売り優勢でスタートした。足元の上昇に対する反動安も加わり、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに前日比マイナス圏での推移となった。時価総額が大きい銘柄ではカバー<5253>以外はほぼ売られるなど主力株の売りが目立った。

個別では、インテグラル<5842>、アドベンチャー<6030>、ispace<9348>、フリー<4478>、ウェルスナビ<7342>などの下げが目立った。値下がり率上位には、ドリコム<3793>、モダリス<4883>、データホライゾン<3628>、アスア<246A>などがランクイン。

一方、直近IPOのSapeet<269A>が3日連続でストップ高となった。時価総額上位では、本日も強い動きとなったカバーがグロース市場の3分の1の売買代金を占めるなど大商いとなった。値上がり率上位には、ミクリード<7687>、アストロスケール<186A>、夢展望<3185>などがランクイン。

なお、東証グロース市場コア指数採用銘柄は、アドベンチャー、ispace、フリー、ウェルスナビのほか、シーユーシー<9158>、GENDA<9166>などが売られた。


[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
1269ASapeet441070018.87
24598DELTA-P65810017.92
37687ミクリード4374010.08
45253カバー20941769.18
53237イントランス12397.89
63991ウォンテッドリ1260927.88
7186Aアストロスケール1085757.43
83185夢展望175116.71
93187ミラタップ395205.33
106545IIF482245.24

・値下がり率上位10位

コード銘柄現値前日比前比率
13793ドリコム770-111-12.60
24883モダリス132-14-9.59
33542VEGA740-73-8.98
43628データHR391-37-8.64
5246Aアスア720-62-7.93
61436グリーンエナジー2103-167-7.36
7265Aエイチエムコム819-65-7.35
8206APRISMBio348-27-7.20
92586フルッタ227-17-6.97
102936ベースフード447-30-6.29
これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
    コメントする