$任天堂 (7974.JP)$が5日引け後、2024年4~9月期(2025年3月期第2四半期)連結決算を発表。
●売上高は前年同期比34.3%減の5232.99億円(ブルームバーグ市場予想は5157億円)。
●営業利益は前年同期比56.6%減の1215.13億円。
●経常利益は前年同期比61.3%減の1471.00億円。
●純利益は前年同期比59.9%減の1086.58億円。
●1株当たり四半期純利益(EPS)は93.33円(予想は116.54円)。
●年間配当予想は合計129円。
●25年3月期連結業績見通し、営業利益3600億円に修正、従来は4000億円
決算説明資料サマリ
連結売上高
●ゲーム専⽤機ビジネスの売上高は、前年同期⽐34.1%減の4,852億円。当中間期は為替レートが円安に推移したものの、Nintendo Switchハードウェアおよび ソフトウェアの販売数量が前年同期を下回ったことなどから、売上高は減少。
●売上総利益率は、⾃社ソフト売上高⽐率の低下がみられたものの、デジタル売上⾼⽐ 率の上昇や、他のハードウェアと⽐べ利益率の低いNintendo Switch(有機ELモデ ル)の構成⽐が低下したことなどにより、1.5ポイント増の60.8%となる。
連結業績(予想)
●営業外損益の予想を⾒直した結果、経常利益および当期純利益は期初の予想を据え置 き、それぞれ4,200億円、3,000億円とする。そのため、年間配当の予想額につ いても1株当たり129円からの変更なし。
●期末の前提為替レートにつきましては、1ドル140円、1ユーロ155円からの変更はなし。
●通期の予想販売数量について、Nintendo Switchハードウェアは期初予想に対して100 万台減の1,250万台、ソフトウェアは500万本減の1億6,000万本に変更。
Nintendo Switchとデジタル売上高
●Nintendo Switchファミリー全体の販売台数は、前年同期⽐31.0%減の472万台となる。ソフトウェアの販売本数は、前年同期⽐27.6%減の7,028万本となる。
●当中間期は特殊な要因がなく、またNintendo Switchは発売から8年⽬を迎えていること もあり、前年同期⽐でハードウェア・ソフトウェアともに販売数量は⼤きく減少。
●当中間期のデジタル売上高は前年同期⽐26.5%減の1,599億円となり、ゲーム専⽤機のソフトウェア売上高に占めるデジタル売上高の⽐率は6.1ポイント増の56.3%となる。
●デジタル売上高は、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトおよ び追加コンテンツの売上高が減少したことにより、前年同期⽐で減少。
出所:同社IR資料
-moomooニュースCitron